小1息子の宿題を見て感じた「モチベーション3.0」のお話

ひらめき 子育て
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こんばんは。

昨日の記事で、目まぐるしく変わる社会の状況、それに振り回される休校や自分の仕事について書きました。

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でもちょっとウソがあった。

正直、学校から追加でもらった宿題について、モヤモヤしてました。

 

学校側が苦労しているのも十分理解できるし、こんな状況の中で子どもたちのためを思い、いろいろ対応いただいていることに感謝の気持ちも当然ある。

 

でも、追加でもらった山盛りの宿題に対して、なんだかな~…という言葉にできない思いがありました。。

それが今日、モヤモヤの正体が少しわかったのです。

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ここまでの経緯

休校当初のとまどい

振り返ってみると。

休校当初は、逆にあまりの放置っぷりに困惑していました。

でもこれも、急に休校が決まったんですもの。仕方ないこと。

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いよいよ小1の息子の休校が始まりました。預け先を確保できたら、次は家庭学習・自主学習をどうしたらいいか、ということが気になってきました。我が家の場合について現状をご紹介したいと思います。

その後、自分なりにいろいろ調べて、我が家なりの家庭学習を確立しようと頑張っていたわけです。

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我ながらいろいろ手を出してるな。。

 

その、自己流の家庭学習がなんとか回り始めてきたころ。

どどーんと追加課題を渡されるという。ね。

そして、今週の追加課題

ようやく学校の準備が追い付いてきて、かつGWに緊急事態宣言が延長されたということを考慮しての追加配布だと思うのです。

 

普通だったら、こんなに家庭学習に悩んでいるのなら、学校から指定してくれた方が楽。「助かった~~~」と思いそうなものですよね。

 

でも、私は違ったんです。

このモヤモヤの正体は一体?

なぜか、学校の教材を見ても面白くない

親の面白さなんて不要ということは置いておいて。笑

 

息子とも、

わたし
わたし

ママさ~。なんだか学校の宿題やり始めてから楽しくないんだよね。息子はどう?

むすこ
むすこ

う~~ん。確かに楽しくないねえ。ママの勉強の方が良かった!

なんて話を。

まぁ、息子の感想は私の意見につられているとしても、私のこの「つまらない」という感情が何なのかと。

そこで思いだした「モチベーション」の話

そんな会話をお風呂の中で息子としていて、ふと思いだしたんです。

以前読んだ、ダニエルピンクの「モチベーション3.0」の話を。

コンピュータ同様、社会にも人を動かすための基本ソフト<OS>がある。
(中略)
いま、自分の内面から湧き出る「やる気!」に基づくOS<モチベーション3.0>にアップグレードする時がきた!
『モチベーション3.0』より引用

で、この<モチベーション3.0>を構成する要素は3つ。

「自律性」「マスタリー(熟達)」「目的」

 

つまり、「自分の好きなように」「価値あることを上達させたいという欲求に基づき」「前2つをつなぐものとして大きな目的を持つことにより」、人は非常に高い成果を上げることができる。

 

これが「モチベーション3.0」の要諦。


翻って、「私」と「家庭学習」

正直、我が家の家庭学習に「大きな目標」なんてものはないのだ。

 

考えていることは、「ガラスのハートな息子が、学校で必要以上に劣等感を持たない程度」になればそれでいい。でも、それが今の私にとってはすごく重要。

最近、吃音の症状が見られるから、必要以上に心配してしまっている・・・ということもあるかもしれない。

 

そして、前2つの「自分の好きなように」「価値あることを上達させたいという欲求に基づき」という部分について。

 

これがまさに言いたいこと。

 

今回、途中からは「家庭学習にある程度入りこまなければいけない」と気づき、限られた情報と時間の中で、自分なりに息子に合う教材やテーマを探し求めた。

「なんとかしたい」「私がなんとかしなければならない」という気持ちは人一倍強かったとは思う。

 

そう。

何が言いたいかというと。

 

追加でもらった家庭学習教材は、私にとって「自律性」「マスタリー(熟達)」に対する意欲を奪うものだったわけだ‼

 

 

なんか理由がわかってスッキリした~。

なんだかモヤモヤしたまま、自分の感情の理由がわからないのって嫌だから。

 

それから、人間、苦労して手に入れたものに価値を見出してしまうものだ、ということもあると思う。心理学でなんていうんだっけ。こういうの。

 

まぁ、それにしても。

冷静に考えれば、私が試行錯誤して考えた家庭学習より、学校が考えたプログラムの方が適切だし、私の時間もとられなくて済む。

 

モヤモヤの正体がわかったので、もう少し前向きに進められそうです。私は。

あとは息子のモチベーション

私がこんな気持ちだったから、息子にも「つまらない」が移っていたのかな、と少し反省しています。

学校のプリントを嫌がる息子に、

わたし
わたし

でもさ~。プリントやらないままで、学校始まった時に息子だけ終わってない・・・ってことになったら嫌でしょ?

などという、超イケてない声掛けしかできずにいました。

 

これは仕事も同じで、指示や依頼をする上司側がその仕事を否定してはいけないのです。

内心、マネージャー自身がその仕事に共感できていなくても、その上で、どう部下のやる気を損ねず仕事を遂行させるか。

ということなのですよね。

 

 

息子の宿題もそれと一緒。

まとめ

ということで、息子の宿題に関するモヤモヤのお話でした。

明日からまた気持ちを切り替えて頑張りたいと思います。

(おわり)

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