ワーキングマザーの私がなぜ管理職に昇進できたか、のはなし(前編)

考える女性 仕事
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東京都の外出自粛要請で、スーパーでの買い占めが始まっていると聞きます。東京の皆さん、食材確保できているでしょうか。

ここ最近のニュースを見て、生活の常識や働き方のパラダイムシフトが起きつつあるのかな、、、と感じます。当たり前になっている、満員電車、共働き家庭、会社に出社して仕事をするということ、などがこんなにも脆いシステムだったなんて。

コロナが落ち着いた頃・・・世界の価値観は変わっているのでしょうか。

 

さて。

前回の記事で、女性が管理職になりたがらない理由、どうすれば女性管理職が増えるのか、について書きました。

女性が管理職になりたくない理由とは ~女性だけの問題ではないのです
「女性活躍推進」という言葉を聞くようになってからだいぶ経ち、日本の大企業の多くでも女性管理職比率をあげる取り組みをしていますが、思う通りに進んでいない現状。「そもそも女性が管理職になりたがらない」という理由について実体験まじえ解説します。
現役管理職が語る、女性管理職を増やすためにはどうすればいいか
「女性活躍推進」という言葉を聞くようになってからだいぶ経ち、日本の大企業の多くでも女性管理職比率をあげる取り組みをしていますが、思う通りに進んでいない現状。どうすれば女性管理職が増えるのか、女性管理職の立場で書いてみます。

私が、一人の女性管理職として感じることは以下の3つ。

1.女性の就業支援・働き方改革の推進
2.会社は女性管理職のモデルを増やせるなら増やしていくべきだが、女性もロールモデルを追いすぎない
3.上司は女性社員へも若い頃から期待を伝える

です。

そして、最後に私自身がなぜ管理職に昇進できたか・・・に関する自己分析も書いてみたいと思います。

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その前に

なんでそんなことを考え始めたか

少し前、腰痛で寝込んでいたころ(汗)、寝てばっかりで暇だったのでTVer観ていたんですよね。

そうしたら、ガッキー主演の「空飛ぶ広報室」を見つけて、見始めてしまったんですよね。その中のセリフで印象的なセリフがありました。

ガッキー:
報道志望だけど、仕事の失敗で挫折し、夕方の情報番組を担当することになったガツガツ系女子
水野美紀:
自衛隊という男性社会で過去辛い思いをし、おっさん化することで自分の心を守っているガサツ女子

そんな二人が、水野美紀の母校(防衛大学・こちらももちろん男性社会)を訪れ。かつての水野美紀のように男性社会で悔し涙を流している女子学生を見かけたとき、ガッキーが水野美紀にかけた言葉。

私は、女を捨てるのも武器にするのもどっちも嫌です。普通に仕事をして、普通に認められたいんです。

なにか、あの子にあげられる「希望」みたいなもの、ないんでしょうか。

「女も案外悪くないよ」って言ってあげることできないんでしょうか。

うんうん、そうなの。

「普通に仕事をして、普通に認められたい」、これがまさに自然な感情で、でもこれがけっこう女性やワーキングマザーには難しい。

 

私もここまでのキャリア順調なばかりではもちろんなくて、人並み以上に自分のキャリアについてはずっと悩んできたと思っています。

管理職になっていろいろな女性から悩みを聞く機会も増えたりして、おこごましいかもしれないけれど、後輩ちゃんたちに対して、ガッキーのセリフそのもの、「『女も案外悪くないよ』って言ってあげることできないんでしょうか」って気持ちになってきたりするのですよね。

もちろん、私の人生なんてかっこいいものではないので参考にしてもらいたいとは全く思わず、良かったことも悪かったことも含めて、今後の世代の「サンプルの一つ」ぐらいになればいいな、と思っています。

まとめ

ということで、前置きが長くなりましたが、次の記事で、自分の昇進に関する経緯を書いてみたいと思います。

(つづく)

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