産休育休のブランクで焦りを感じたら読んで欲しいこと

お母さんと子どもの写真 働く女性応援
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育休復帰がいよいよ現実的になってくると急に不安になりますよね。長いブランクがある自分が仕事をできるのか、同期や同僚からだいぶ遅れてしまっているのではないか。

妊娠前にそこそこ仕事を頑張っていた女性ほどそのギャップに苦しむかもしれませんね。私もバリバリというほどではなかったけれど、そこそこ仕事が好きなタイプで復帰前の今の時期はすごく不安が大きかったです。でも大丈夫。なんとかなっています。

あれから5年たって思うことなども書いてみたいと思います。

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子どもを産むことは人生が大きく変わるということ

今のあなたは妊娠前と全然違う

あなたは赤ちゃんという未知の生物?をこの世に無事生み出し、24時間体制の育児をしてきました。そして、保育の手を借りて一緒に子育てしてもらうまでに子どもは大きく成長しました。まずはここまでの育児、お疲れ様でした。

子どもは親であるあなたを絶対的に必要としていますし、親は子どものことを何が何でも守る存在だと思っています。その責任の重さが親を強くします。

妊娠前の私だってそれなりに真っ当に生きてはいましたが、子どもが生まれてからの責任感や生きている意味は全然違う。

妊娠前の自分と今の自分は延長線上のようにも見えるけれど、やっぱり以前とは全く違うステージにいるのではないかな、と私は思っています。

だから、妊娠・出産前の自分と今の自分を比較したり、もし子どものいない人生だったらどうだったろうか…などと考えてもなんの意味はない、と思います。もう、次元が違うと思うのです、全然。

人と比べても仕方ない

それから、周りから遅れているように感じてしまうこともありますよね。

でもそれだって仕方のないこと。

赤ちゃんを育てるということは、自分が失敗したら子どもの命にかかわってしまうかもしれない・・・という大きな責任を伴います。(少なくとも私はそのように感じていた時期もありました。)あなたには子どもというかけがえのない宝物ができたし、子育ての中でたくさんのものも得ました。

その間、同期たちは自分の仕事を全うし、その分成長もしているでしょう。だから、仕事の上では差がついて当然。その間、同期とあなたは違う道で頑張っていたというだけ。「差をつけられたくない」、というのはエゴなんじゃないかな、と思います。

復帰してから「周囲との違い」を感じることは他にもあります。

例えば同じワーキングマザーでも、子どもの人数、家族(夫や両親)の協力度合い、子どもの体の強さや特性、住んでる場所、会社の制度、職場の雰囲気…条件は人それぞれですので、ワーキングマザー同士で比べるのもやめた方がいい。

あなたは、子どもの親として、他の人とは比べられない独自の人生を歩んでいるんです。周囲に対して劣等感を抱いたり羨ましがったりするより、そう考えた方が気が楽ではないですか?

今は仕事は我慢する時期、という考え方

それでも周囲との差が気になるのなら。「今は我慢する時期」とは思えないでしょうか?

仕事を適当にやるという意味ではありません。いつかまた飛躍できると信じて、大変な今の時期はすこーしだけ割り切ってみる。でも、仕事はこつこつ・真摯に向き合い続けることを忘れてはいけません。

実際に私は下記の記事にも書いた通り、復帰後は謙虚に自分ができることをやろう・・・と思っていました。そうしていたら段々チャンスをもらえるようになってきました。

育休復帰者の心構え。関係者とどう良好な関係を築くか?
これから育休復帰される方には一番不安な時期だと思います。私も5年前はそうでした。当時の私が復帰者の心構えとして、いろいろな関係者とどんなふうに接し、どのような関係を築けばいいのか、について考えていた記録です。

そして数年後。未就学児の子どもを持つママ課長になりました。でも、私が「仕事を完全に割り切っていたら」今の立場はなかっただろうと思います。

まぁ、昇進することが必ずしも良いことではなく、ペースを落とすことを選択したのであればその選択肢に自信を持ってください。

そう。大事なことは・・・。

人生トータルで幸せならいい

一番大事なことは、今のバランスがあなたにとって心地いいかどうか、ということだと思うのです。

家族や保育園の手を借りて変わらず仕事をしたいという人、子どもの成長はすべて自分が見守りたいという人、どちらの価値観も認められるべきです。

でも、復帰を目前にここを見てくれている方がいたら、少なからず「これでいいのかな・・・」という葛藤もありますよね。

そんな時は、10年20年後の家族の人生を考えた時に「この選択でよかった」と思えそうかどうか。そんなふうに考えてほしいなと思います。短期的な目線で考えてしまったら、とてもとても「これでいい。何の心配もない。」とは考えられないと思いますから。

大事なことは、長い目で見て自分の人生や働き方を肯定できるかどうか。

実際に復帰してみてどうだったか

まずは2~3ヶ月頑張ろう

私の場合、以前の職場への復帰だったので、仕事や人間関係はそのままだったのでまだよかったと思いますが・・・。

それでも、最初は複合機の使い方(機種が変わっていた)に手こずったり、ビジネス文書やメールでの定型文が出て来なかったり、キーボードを打つ手がぎこちなかったり・・・そんなささいなことでブランクを感じまくりました。笑

でも大丈夫。経験上、ひとまず復帰後2~3ヶ月も経てば、仕事をしていた時の自分は取り戻せます。子どもが生まれた時も、3ヶ月ぐらいしたら少し落ち着くよ・・・なんて先輩ママから言われませんでしたか?仕事も同じ、取りあえず3ヶ月は頑張ってみてください。

なんなら、子どもに邪魔されずにお昼ご飯を食べられる、ということに感動すら覚えるかもしれません。笑

そのあと、仕事も保育園も一回りするのに1年。

慣れてきた2年目。

新たな壁にぶつかる3年目。

という時期が私もありました。またいつか書きたいと思います。

まとめ

冒頭にも書きましたが、あなたはこれまでと全く違う人生を歩んでいます。だから不安が大きくて当たり前。

でも道は開けますから、まず一歩踏み出してみてくださいね。

(おわり)

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