ワーママ・時短者に必要な報連相のポイント4つ

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こんばんは、わだちです。

以前書いた人事評価や目標管理制度に関する記事の続きです。こちらの記事もぜひお読みいただければと思います。

管理職ワーママが語る、時短者が人事評価で不利にならないために一番大事なこと
時短ワーキングマザーにも知ってほしい人事評価の種類
時短ワーキングマザーが「評価されない」と感じたときに考えてほしいこと
管理職ママ目線、時短ワーママの人事評価との付き合い方
ワーママ課長が考える目標管理制度(MBO)の攻略方法

前回の記事で、目標を立てる際の注意事項をまとめました。今回は、目標を合意した後の注意事項を書きたいと思います。

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まずは公式な面談を押さえる

目標のすり合わせができたらそれで終わりではありません。その目標や日頃の業務について、適切な報連相をする必要があります。

評価制度の中で、毎月一回や四半期に一回、などというルールが決まっている場合はこちらもしっかり行いましょう。

ポイントは、面談の内容をできるだけ具体的に細かく記録しておくことです。

「〇〇案件について引き続き対応していくことを面談にて確認しました。」

という漠然とした書き方ではなく、

「〇〇案件は、フェーズ3まで完了しました。今のところ予定通り進捗しており、〇月でフェーズ5まで完了見込みです。」

とした方が、今、何がどこまでどのように完了しているのかわかりやすいですよね。

目標のSMARTと同様、上司との面談では具体的な進捗すり合わせが重要なのです。

日常的な報連相

そして、もっと重要なのが日常的な報連相です。

上司の立場になって思うこと。それは、自分にとって”ちょうどいい”タイミング・手段で報連相してくれる部下がなんとありがたいことか・・・。

今、私のチームには10人の部下がいます。部下にもいろんなタイプがいて、逐一なんでも相談しに来るタイプから、こちらから促さなければうんともすんとも音沙汰がないタイプ。

上司は上司で部下のタイプを理解し、それにあった接し方をするように心がけてはいるんです。前者のタイプには、「自分の判断に自信をもっていいこと」を伝え、自分で考えさせるように促す。いわゆるコーチングですね。そして、後者のタイプには、こちらから声掛けをしたり、報告を仕組み化する、などです。

でも、部下の側も上司の感覚を理解し、そのペースにあわせてくれたら…きっと重宝されること間違いなし、です。

報連相のポイント

私が、上司の立場で感じる「自分にとって”ちょうどいい”タイミング・手段」のポイントをいくつか挙げたいと思います。

日常的にこまめな報連相を心がけよう

ワーママ・時短者は全然報告しないよりは少し過剰なぐらいの方がいいのではないかと思います(※私個人の意見です。)

休みやすいワーママがあまり報告してくれないタイプだと、急なお休みの際に周りに迷惑が掛かってしまいますからね。上司との日常的なコミュニケーションや報連相は、特にワーママ・時短者にとってはすごく大事なことです。(でも、過剰報告は忙しい管理職には負担となりますから、上司の様子をうかがってくださいね。)

悪い報告は早めに

これはすべての人に共通しますが、事態がだいぶ悪化してしまった後の報告だと、リカバリに大変な労力を割かれます。「悪い報告ほど早く」がやっぱり鉄則です。逆に上司の立場からすると、悪い報告を早くあげてくれるような職場環境を作ることも大事ですね。

悪い報告に対していきなり「なんでこうなったんだ!」なんて返す上司には誰も報告したくないですからね。

相談するときは自分の案を複数案考えましょう

相談するときに、ただひたすら起こったことだけを言ってくる人もいます。「こういうことがあって、こうで、ああで、相手は〇〇といっています。どうしたらいいでしょうか。」、みたいな。

部下の経験年数にもよりますが、中堅社員以上であれば「どうすればいいでしょうか」だけではちょっと物足りないなと思います。

  • どういったことが起こっているのか
  • どんな対応が考えられるのか(できたら複数案)
  • それぞれの対応案のメリット・デメリットはなにか
  • 自分として最適だと思う案はどれか

まで整理してから相談にいけたら完璧。そこまでたどり着かなくても、「自分としてはここまで考えました」と言えるのと言えないのでは大違い。

答えを聞きに来るだけだと、「自分で考えていないな」と上司は受け取ります。

最適な手段で

なんでもかんでもメールで送ってくる部下もいます。反対にこちらのスケジュール関係なく、気になったことはすぐに上司に言わなければ気が済まないという部下もいます。

理想的なのは、内容や緊急度に応じて手段を変える、ということだと思います。

目安としては、緊急度が高かったり、複雑な事象、議論が必要なもの(メールだけで対応が完了しないと思われるもの)は直接話をした方がいいですね。

一方、簡単な報告・連絡で済むものは、上司の時間をむやみに拘束せず、空いてる時間に確認してもらえればいい・・・というスタンスでメールで送ってもらえる方がありがたいです。関係者が多い時の共有としてもメールという手段が適している場合もありますよね。

まとめ

ということで、報連相のお話でした。ワーママ・時短者は、ぜひ、上司に喜ばれる、人事評価にも効果的な報連相のスキルを身に着けてください。

(おわり)

人事評価、評価されやすいの自己評価の書き方を課長の立場で教えます
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