こんばんは、わだちです。
前回の記事で、評価制度を理解することの重要性について書かせて頂きました。
わたしの場合
前回の記事にも書きましたが、私自身、以前は評価に対する理解度は低かったものの、育休を経て、また管理職になって評価への理解が少しずつ深まってきました。
自社の制度
割と一般的なようですが、業績評価とコンピテンシー評価で構成されています。
5段階評価で「3」が標準、「4」が標準の一つ上です。「5」が会社全体で数%、「4」が2~3割程度のようです。「2」も同じように2~3割いるようです。
子どもが生まれる前の私
「3」「4」の割合はだいたい半々ぐらいだったと思います。(そもそもよく覚えていない…)
復帰後~管理職になる前
ありがたいことに、復帰後3年連続「4」をもらいました。
管理職になってから
課長になってからはまだまだ新米なので、いきなり良い評価というのは難しいのですが、3年目ぐらいを目標にまた「4」がとれるようになるといいかな。
「自分は不当な評価を受けている」と感じていたら
まず考えてほしいのが、本当に不当ですか?ということ。
ワーママはみんな、ものすごく頑張ってはいると思うのです。仕事と家庭の両立で身も心もすり減らしながら。こんなに大変で頑張っているのだから、仕事でもその頑張りを認めてほしいと思ってしまいますよね。
でも、会社は厳しいビジネスの世界です。「頑張っているね」と労ってくれることはあっても、それを人事評価、即ち「報酬」という形で返してくれるかはまた別の問題です。
周囲の人たちが、「時間」という貴重なリソースを惜しみなく自由に仕事で活用しているのなら、時間的制約のあるワーママはその時点でビハインド。
少し厳しい言い方かもしれませんが、「時短なので残業はできません」「子どもの体調不良で休むと困るから責任ある仕事はできません」、だけど「頑張っているから評価してほしい」というのは残念ながら通りません。だって、他の人も基本的にはみんなそれなりに頑張っているのですから。
では、どうすればいいか。
休むことも多いし、以前のように残業はできなくても、自分が会社に貢献できる何らかの武器を持つ、ということに尽きると思います。
私の場合は・・・
- 部内で一番の生産性(という自負)
- 今の業務での専門性
- 時短でも責任の重いプロジェクトをやりきる積極性と責任感
というところでしょうか。
それ以外でも、語学が得意な人は語学で存在感を出していけばいいし、顔が広くコミュニケーション能力が抜群な人であれば、社内外の折衝を引き受けたりしてもいい。
とにかく、時間はこれまでと同じように使えなくても、他の武器(強み)でこういった貢献ができる、ということをアピールし、実際に行動に移していく必要があります。
あなたの武器は何ですか?それを使ってちゃんと会社に貢献できていますか?
そのうえで、「やっぱり自分は評価されていない」と感じるなら。
次の記事から、ワーママの人事評価との付き合い方について書いていきますので、参考にしてみてください。
(つづく)
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