新型コロナ対策で学校休校、一人のワーママ管理職として何ができるか

考える女性 日常
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こんばんは、わだちです。

今日の朝、出社早々、本部長と部長のデスクに向かう私。朝起きた時からむくむくっと沸き上がったとある思いを伝えに行きました。

 

わたし
わたし

新型コロナの対策で、ご存じのとおり国から全国の小中高の休校要請が出ました。これは当本部でも相当な影響が出る可能性があります。管理は管理で情報収集をしていると思いますが、経営の意思決定のために現場からの報告もあげたいんです。他の業務に影響のないようにしますので、やらせてください。

一気にまくしたてる私に一瞬ぽかーんとした上司。でもすぐに「わかった。」との返事をもらえました。

 

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昨日の小中高休校のニュースを受けて

不安なまま眠りについたのですが・・・

昨日の安部さんの会見内容にびっくりして、そっこーで記事を書き。もし、保育園まで閉園するとなったらどうしよう、休校措置が延長されたらどうしよう、などと考え不安な気持ちのまま眠りについたのですが。

公立小中高の休校を要請も、保育所は要請対象外とのニュース
安倍首相が小中高の休校措置を要請しました。保育園や学童はどうなるのでしょうか。ワーキングマザーの視点で考えていきます。

 

朝起きてみると

睡眠中に、脳がどう情報処理をしたのかわからないのですが(笑)、朝起きたら謎の使命感がメラメラ沸き上がってきたんです。不安は不安だけど、私だからこそできることがあるんじゃないか。と。

仕事の方は、昨日までコロナ対策で追われていたのですが、その対応も一段落し、今日は逆にイベントを中止したおかげで午前中2時間の空き時間ができていたのです。(通常は日中にまとまった自分の時間はほとんどありません。)

頭の中で今日の予定をシミュレーションし・・・うん、これならいける!っていうか、むしろこの状況でやらずにはいられない!!

そして、朝の登園中に、息子にこう宣言。

わたし
わたし

ママ、今日は会社のお友達のためにも戦ってくる!

むすこ
むすこ

わかった!がんばって!

と、よくわかっていないだろう息子からの応援を受け、勇んで会社へ向かい、冒頭の会話。

ちなみに、私は上司から理解してもらえるという自信はあったのですが、他の会社でこういうことやったら「越権行為」ととられてしまう場合もあるのかな。。わが社はわりとこういった行動は理解されます。だからこそ、私みたいなポンコツワーママでも管理職やらせてもらえるわけです。

もちろん、経営に情報を届けてもらうには部長・本部長は抜かせないので、そのための根回しでもあります。

持ち時間は2時間。時間がとれない役員たちがお昼休みに集まるという情報を聞き、それまでには間に合わせなければと走って席に戻る私。

と、ここでトラブル

2時間の持ち時間をスタートした後すぐ、部下から「ちょっとお話したいんですが、いいですか…。」

はいはい。こういうのは管理職は日常茶飯事です。

私のポリシーとして、よっぽど来客や外出の間際などでない限り、部下から声をかけられたことに対しては断らず、ひとまず話を聞くようにしています。

ですので、一旦話を聞き始めると…。

 

 

 

これが想像以上に重い話だった。。。

 

 

 

話の中身は省略しますが、家庭に関する悩み相談で、直感的に「この話は『時間がない』と遮っちゃダメなヤツだ」と察し、1時間かけて部下の気持ちについて話を聞きました。1時間ほど会話し、部下も少しスッキリしたのか、部下も予定があったため話は終了。

2時間のつもりが1時間しかないやーん

ということで。

席に戻り、近くにいる部下たちにはこう宣言。

わたし
わたし

申し訳ないけど、コロナ対策のための報告資料作りたいから、1時間集中する時間ください。

ここから、界王拳を発動し(わかる同年代の方だけわかってください)自分比でマックスの集中力で動き出す。

考えたこと

まず、教育委員会などの情報収集は管理がやるだろう。そこを私がやっても仕方ない。では、私がやることのバリューとは。。。

まず最初にやったのは、本部内の子を持つパパ・ママ数名に「休校になったら公私でどんな影響がが出そうか」ということを聞いてまわりました。その上で、以下のようなことをレポート1枚にまとめていきます。

・小中高の休校で子持ち家庭が具体的にどういうことで困りそうか、どういったケースが想定されるか
・本部内でどういった影響が出そうか
・影響を受けそうな人数割合、金銭面のインパクト
・このような状況の中で、現場として経営に望むこと
(まずは社員を安心させる宣言を出して欲しい、非正規の方含め給与の一部補償を検討して欲しい、一部社員は在宅勤務を認めて欲しい、というようなことを書きました。)
1時間弱でなんとかまとめました。報告書の質としては「下の下」ですが、やむを得ない。
お昼前のぎりぎりのところで何とか本部長、部長にも報告し、経営にも一つの情報として報告してもらうことになりました。

経営の判断はいかに・・・

昼の役員会議のあとも諸々の調整に追われる上役たち。
午後、結果を聞いたら・・・
部分的には認められ、部分的には認められずといったところ。
わたし
わたし

まぁ、こんなもんだよね。。

まだまだ休校措置は始まったところ。上から目線ですが、今日一日の経営判断としては上々でしょう。これから各企業でどう対応するか、続々情報も出てくるでしょう。来週以降も教育現場と企業の混乱は続きそうです。

まとめ

謎な正義感で走った一日でした。それでも、一日終わってなんだか気持ちはスッキリ。

家に帰って、息子にも「ママ、朝言ったとおりがんばってきたよ!」と笑顔で報告できました。

私がやったことがどこまで影響しどこまで人の役に立ったかはわかりませんが・・・。不安でうじうじしているより、自分にできることを考えた方が建設的だな、と思った出来事でした。

来週はどこまで関与できるかはわかりませんが、自分なりに頑張っていこうと思います。

(おわり)

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