9月入学見送り、急ピッチで進めてもらいたいオンライン化

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9月入学問題が見送りになりそうです。賛成派だった私としては残念な限り。

9月入学問題、2020年度入学の小学1年生への影響は?
話題になっている「9月入学」問題。今朝の日経新聞に「2021年導入の方向で議論加速」と一面で出ていいました。子どもを持つ親にとっては非常に気になる改革ですよね。2020年度の小学1年生にどういった影響があるのか考えてみたいと思います。

 

であるならば、学習の遅れをこれ以上悪化させないため、そしてコロナの第2波、第3波への備えとして、ぜひとも進めてもらいたい授業のオンライン化。

小学1年生、オンライン授業の学習効果について考える
コロナの影響を受けて検討が進んでいる授業のオンライン化。親としては「普通の授業と同じように進むの?」「学習の効果は?」など、気になるところもありますよね。私自身、在宅勤務でWeb会議を嫌となるほどこなしました。その経験をもとに、オンライン授業の学習効果について考えたいと思います。

 

文部科学省さん、お願いしますよ…と思い、休校になってからというものの回遊先となっている文部科学省のホームページをのぞいてみました。

その結果、思いのほか(と言ったら失礼ですが)、文部科学省の取り組みがマジモードで進んでいるということがわかりましたので、見つけた情報を自分なりに整理しておこうと思います。

 

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本気の文部科学省

8月には特定警戒都道府県でオンライン化を目指す

下記のスライドにけっこうさらっと書いてありますが、「8月には、特定警戒都道府県として指定された等優先すべき地域(13都道府県)でICTを活用したオンラインによる家庭学習が全ての児童生徒に可能な環境を実現します。 」 

だそうですよ。

緊急対策パッケージ
参照:文部科学省 緊急対策パッケージ(第2弾)

 

 

え、8月って、今年の8月ですか?

 

 

っていうぐらいスピーディーですよね。でも、令和2年度の「緊急対策」と言ってるぐらいなので、おそらく今年のことなんですよね。

 

 

ほ、ほんまかいなー。

 

 

思わず、「予算どうするのー」と、会社員らしいつっこみをしてしまいそうになります。

東京都は、いち早くインフラ整備にかかる経費を予算化した、というニュースを以前見ましたが、他の地域はどうするんですかね。

 

 

と思ったのですが。

 

既に予算化されている1人1台構想

さらに調べてみると、令和元年度補正予算の中で「GIGAスクール構想」として、2,318億円もの予算がすでに計上されているではないですか!

 

お子さんを持つ親御さん、ご存知でした?

 

 

(以下の右上に、予算が小さく記載されていますね。)

 

GIGAスクール構想

参照:令和元年度補正予算(GIGAスクール構想の実現)の概要

 

そもそも「GIGAスクール構想」って?

唐突に出てきた「GIGAスクール構想」なるもの。

それなーに?という感じなのですが。

 

 

ギガバイトの「ギガ」ではありません。

 

 

Global and Innovation Gateway for All の略で、簡単に言うと、児童生徒向けの1人1台端末と、高速大容量の通信ネットワークを一体的に整備するための取り組み、ということのようです。

どんな風に1人1台が導入されるのか

いざ始めようと思うと、1人1台端末を配布して終わり・・・では当然なく、そこそこの容量に耐えうるネットワーク環境が必要だし、教育委員会や学校もそれなりの対応が迫られるでしょう。

 

 

端末にしてもネットワークの整備にしても、どれほどの事業者が関わるのかと思うと、本当に壮大なプロジェクトですね。

 

当初、以下のようなロードマップを策定していたらしいのですが。

ロードマップ

参照:GIGAスクール構想の実現のロードマップ

 

今はもっと急ピッチで推進しているようです。

 

 

今回は緊急対策なので、”走りながら考える”という状況なのかなと推察しますが、、、本来であれば最も大事なこと。

 

一番気になるところ

結局、こういった環境を整えることによって「何を実現したいのか」というところ。そこが親としても気になるところですよねぇ。

 

ということで、その答えとなりそうなところを、またまた資料から抜粋。

学びのイメージ

参照:「GIGAスクール構想の実現」及びICTを活用した取組事例に関する資料(情報提供)(令和2年5月26日) 

 

 

う~ん。あんまりピンとこないな~。

ちなみに、こんなプロモーションビデオも作っているようです。

「学校における1人1台端末環境」公式プロモーション動画

 

まぁ「何をするのか」については、正直これからなんでしょうね。

 

でもいいんです。

緊急対策としてのオンライン化はとっても有難いし、ぜひ文部科学省、教育委員会、学校には頑張ってもらいたい!!

一保護者としてできることはないかもしれませんが、オンライン化のために協力できることはしていきたいな、と思っています。

 

 

あとは、実際に授業をする現場の先生方へ。

気絶するほど大変だと思いますが、授業のオンライン化はリアルな授業をそっくりそのままオンラインで再現することではないですから。

小学1年生、オンライン授業の学習効果について考える
コロナの影響を受けて検討が進んでいる授業のオンライン化。親としては「普通の授業と同じように進むの?」「学習の効果は?」など、気になるところもありますよね。私自身、在宅勤務でWeb会議を嫌となるほどこなしました。その経験をもとに、オンライン授業の学習効果について考えたいと思います。

 

ここは「こうあるべき」にとらわれず、諦めるところは諦め、オンラインの良いところは活かし、オンライン授業を実現頂くことを期待したいと思います。

まとめ

ということで。

文部科学省がアツく進めている「GIGAスクール構想」のお話でした。

最後に、文部科学省の本気度が伝わる記事がありましたのでリンクを貼っておきます。子どもの学習を不安に思っている保護者を勇気づけてくれるような記事です。

課長さんガンバレ。

文部科学省の課長が苦言「いまの日本のICT教育、おかしいです」(FRaU編集部)
5月11日に公開された文部科学省の「学校の情報環境設備に関する説明会」と題してライブ配信されたYoutube動画に対し、現場の教員たちから「よくぞ言ってくれた!」「素晴らしい!」と称賛の声が集まっている。この動画から明確にわかるのは、「現場の教員がICT教育をやりたいと言っても潰してきた人たちがいた」という現実だ。どの...

(おわり)

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