別れの季節。
今日も退職者を1人見送りました。「キャリアアップしたい」というのが退職理由。まぁ、建前かもしれませんが。
でも、話をしていて、「キャリアアップのための転職かぁ・・・私も”アリ”なのかも・・・」と、今まで感じてこなかった感情がふと芽生えてきた。
子どもがうまれ、約1年後復職、それからいつも目の前のことに必死で、転職を考えるヒマなんてあんまりなかった。正確には0ではないけれど、「今は無理」って決めつけてしまっていた。
それが。
もうすぐ子どもも一年生。「小1の壁」を甘く見ているわけではないけれど、無事それを乗り越えられたら・・・もう「絶対無理」ってこともないよな~、ということに気づいたというか。
やりたいことになかなか時間が割けないジレンマとか、いろいろあったり、なかったり。
息子も人生初の別れ
おともだちとの別れ
家に帰って少し話をしていた時に、急にめそめそしだす息子。
どうやら、あと数日でおともだちとお別れだということが急に現実的になり、寂しくなってしまったとのこと。
うんうん、と話を聞く母。そうだよね、別れは寂しいよね・・・。
ママも、子どもの頃も、今も、お友達とのサヨナラは寂しいよ。今日も、会社のお友達とサヨナラしてきたよ。
でも、ここからが大事な話なんだけど。サヨナラした後には、また別のお友達と出会えるんだよ。
息子はこんなにいい子だから、これから新しいお友達が沢山できる!それにサヨナラしたお友達だって、また会えるよ。
そんな説明で、一応納得したらしい息子。
そして、母も寂しい先生方との別れ
入園した時の担任のK先生。
こちらの記事↓で「ああ、ここ(保育園)で息子は先生に可愛がってもらっているんだ」と、はじめて思わせてくれた先生でもあります。
そのK先生が朝、話しかけてくれて。
息子君、入園した時はいつも不安そうで心配していましたが、立派なお兄ちゃんになりましたね!自信をもって小学校に送り出せます!!
と言ってくださり・・・朝からなんだかホロリ。
ありがとう、K先生。
私はあなたのおかげで、初めて「保育園、大丈夫」と思え、あなたのおかげで前向きに卒園できそうです。
まとめ
去年の秋、庭の小さな花壇の片隅にチューリップの球根を息子と一緒に植えました。
「卒園・入学する息子が、家を出る時に、少しでも明るい気持ちになれますように」という願いをこめて・・・。
そして、今日ようやく早咲きのチューリップの第一号が咲いてきました。どうか、人生初の「別れ」と「新しい出会い」を経験する息子の人生が彩り豊かなものになりますように。
(おわり)
コメント