私が10年以上続けた家計簿をやめた4つの理由

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会社のちょっとしたイベントで「家計簿」について考える(思いだす)機会がありました。

 

私、今となっては自分でも忘れがちなのですが、一応、昔にFP2級をとっていまして。

過去、親の借金や自分の奨学金で苦労したこともあって、お金のことには人一倍関心があり、家計簿は一人暮らしの頃からコツコツとつけ続けていました。

 

 

それが、結婚して2人ver.となり、子どもが生まれて3人ver.となり、ついに2019年の途中からは家計簿をやめました。

家計簿は自作Excelと一部マネーフォワードの機能を使い、単純な収支の記録だけではなくて、以下のようなこともやっていました。

  • 予算や年間貯蓄目標の策定
  • 予実管理
  • 年間収支分析
  • ライフプランニングシート、バランスシート
  • 投資アセットの見直し

などなど。

 

そんな私がどうして家計簿を手放したか、という話です。

 

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共働き、3人家族、家計簿の目的は・・・

家庭ごとにいろいろな使い方があるとは思うのですが、家計簿をつける目的って、「支出を項目ごとに明らかにすることで、無駄遣いを減らし、将来に向けて必要なお金を計画的に貯められるようになること」、ですよね。

 

私が家計簿をやめた理由。

それは、端的に言うと、上記の目標の達成のために「家計簿」というツールを必要としなくなったから、ということです。

 

家計の見直しがとっくに完了していた

家計の見直しで一番大切な「固定費の見直し」。

水道光熱費、通信費、保険など。

 

これらは知識を生かして、結婚早々見直しを完了させ、子どもが生まれた時にも見直し、完璧ではないかもしれないけれど、自分でできることはそこそこやり尽くしていました。

 

そして。

 

家族構成が固定されたと感じた

数年前までは2人目願望もあったのですが、いろいろあって、うちはもう3人家族だな・・・と思い始めたのが去年ぐらい。

なかなか「100」か「0」かで割り切れるものではないので、「もうこのままかな・・・」という感情が、「もしかしたら・・・」をやや上回り始めたのが去年ぐらいというか。

 

ま、そんな感じで「子ども1人」で将来のことを考えるようになってきて、将来設計をしやすくなりましたし、当初考えていた「子ども2人」に比べ、将来的な金銭負担は激減。

 

一方で、「たった1人の子」に両親2人の老後を負わせないようにしっかりしなければ、という意識はたかまりましたが。

 

私の昇進

復帰後~管理職になる前は、時短で短縮していた時間相当分の給料が引かれていました。

管理職になって、有難いことに、時短だろうがフルタイムだろうが関係なく基本給は満額もらえるようになりました。

(かつ、スタッフ職だった頃の1.5倍ほどの基本給になりました。)

 

 

一方で、生活水準が大幅に上がったかというとそうでもなく。

それでも、家事の時短のためのグッズ・宅配や、子どもの経験のための支出、そういったところは数年前と比べて増えてはいるのですが。

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それもまぁ、収支を見たら許容範囲かと。

 

つまり、結局のところ・・・

 

家計簿をつけたところで、振り返る要素があまりなくなってきた

最後の1年くらいは、なんというか惰性で続けていたのですが、家計簿をつけて振り返ったところで「次はここに注意しよう!」というのがなくなってきたんですよね。

 

正確に言えば、無駄遣いがなくなったわけではないし、将来に向けてお金はあればあっただけいいと思うのですが、「そこまで切り詰めなくても、このぐらいの支出は共働き家庭としては許容範囲だよね」という感じ。

 

その上で、そこそこの神経と時間を使って家計簿を続ける必要があったかというと「NO」だった、というわけです。

 

ちなみに夫の話があまり出てきませんが、お金のことは結婚当初はいざこざがあったものの、私の真剣モードを見て、結婚から1年後には全面的に任せてくれるようになりました。笑

 

まとめ

ということで、私が10年以上続けた家計簿をやめた理由、についてでした。

  • 家計の見直しはとっくの昔に完了していた
  • 我が家は「3人家族」と思えるようになって、将来の見通しが立てやすくなった
  • 私の昇進により家計に余裕ができた(けど、生活水準はそこまで上げていない)
  • 総合して、家計簿をつける必要性が薄れてきた

といったところです。

あとは、子どもの状況などによって再開した方がいいと思えば再開する可能性もあるかも、というところです。

 

そのうち「実際にやめてみてどうだったか」についても書こうと思います。

(おわり)

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