ワーキングマザーと昇進打診。管理職になりたい?なりたくない?(2)

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前回の記事の続きです。

ワーキングマザーと昇進打診。管理職になりたい?なりたくない?(1)
管理職になって数年。 はじめてアサインされたのは、30代後半、子どもが4歳の時でした。 あれからいろいろありましたよね。 時短管理職としての道のり 家庭のことでいうと、我が家は子育てを祖父母に頼っているわけで...

 

↓この記事を参考にしています

長く働き続けたい? ならば女性こそ管理職を目指そう | NIKKEIリスキリング
「女性管理職を増やそう」という動きが広がってきた。だが、女性の働き手側からは「管理職昇進を望まない」という本音も聞こえてくる。『女性管理職1年目の教科書』(野見山玲子、斉藤麻子著、日本経済新聞出版社)を書いた野見山氏は「実際に就いてみれば…

 

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私が管理職昇進の打診を受けたときの話

「できない」ではなく、「どうしたらやれるか」考えてみてもいい

上司との面談で昇進の打診を受けたとき、「長時間労働や家庭が犠牲になるような働き方を求められるのであれば断ります。今のスタンスでやらせて頂けるなら、限られた時間で成果を出せるよう頑張ります。」と答えました。この辺は昇進に拘りがないからこそ、ストレートに言えたのかな、と思います。

 

だから、以下の内容にもとても共感。

「あらかじめ用意された環境の枠内で考えず、自分が第1号として仕組みをデザインするつもりで勤め先と話し合えば、選択肢が広がるはず」

 

ちなみに、私の発言に対し、上司は今の私の働き方を支持してくれて今に至るわけです。(女性の昇進には上司の理解はとても大きいと思います。)

 

もしここを見てくれている同じワーキングマザーで昇進について悩んでいる人がいたら、「一緒に模索しながら頑張ろう。」と応援したいです。私もまだ道の途中ですけどね。ダメだったら降りてもいいんだから。私はそんな気持ちでやっています。

 

 ロールモデルはいらない

それから、後輩の女性社員からも「ロールモデルがいない」って話をよく聞きます。でも私は、特定のロールモデルが欲しいとあまり考えたことがありません。

だって、仕事内容も同じで、能力が似ていて、結婚・出産時期が同じぐらいで、子どもの数も同じで、価値観も同じで・・・なんて、そんなロールモデルいるわけないじゃないですか。

 

特定の誰かをロールモデルとして参考にしたい、なんてことは、それこそ「白馬の王子様」を待っているようなもの。

 

それであれば、いろんな人を参考にしつつ、自分なりの「型」のようなものを模索していけばいいのだ。そう思っています。

※数年経ちましたが、自分の「型」の確立はまだ道半ば・・・

 

「無理に背伸びして、燃え尽きたりがっかりしたりするのは、ダメージが大きい。『最高』を目指すのではなく、できる範囲で納得できる自分像を見付けていくほうが自然体で続けていきやすい」という。窮屈な働き方を避ける意味から、将来の目標となる「ロールモデル」を探すことも勧めない。資質も立場も異なる誰かの背中を追うよりも、「自分と向き合い、自分にとってハッピーな働き方を探すほうが無理がない」

 

自分らしく、しなやかに。

この言葉が好きです。

 

そして、最近、「男性社会は理解できないなー」「男性の嫉妬コワイ」と思った出来事があったので、自戒のために以下のコメントも引用しておこう。

 

「管理職になったからといって、妙にクールにふるまったり、男性的に考えようと努めたりする必要はない」という。女性が自ら「らしさ」を封じ込めて男性化するのは「多様性を損なう点で逆効果ですらある」

 

そう。私は私らしく。

 

自分らしく、しなやかに。

 

おしまい。

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