一応、FP2級のわだちです。
今となっては家庭内でしか活かせていません。
ということで、昨日に引き続き「子どもの金銭教育(おこづかい)」の話です。
昨日、ステイホームで、子どものお金の教育に関する本を2冊読み、早速子どもと「おこづかい会議」をしました。
そしたら、母子ともに気分が盛り上がってきたので(笑)、ちょっとフライングですが、始めてみることにしました。
今日は夫も参戦。
子どもへのお金の教育
我が家の手順
関連本を2冊を読み、我が家なりのルールを整理しました。
お小遣いは月給ではなく週給の方が子どもには向いているとのことで、一旦週給で管理していくことにしました。
子どもにどれぐらいのお金がかかっているのかの把握
子どもと話ながら、普段何を買っているか、どんなことにお金をつかっているか挙げていきます。
我が家の場合、こんなものが出てきました。
- おやつ(おかし、アイス、ジュース)
- 文房具(ノート、えんぴつ、消しゴム)
- レジャー
- 外食
- 本(戦隊ものの雑誌、私が買う絵本、など)
- おもちゃ(戦隊もののけっこう高いやつ)
- 100均で買うこまごましたもの
- ガチャガチャ
などなど。
後で週当たりの予算を決めるので、毎週買うわけではないものは、年間でどれぐらいかかっているかを把握できるといいと思います。
お小遣いで払うもの/親が払うものの整理
挙げたもののうち、お小遣いの中でやりくりしてもらう範囲を決めます。
例えば我が家の場合、衣食住+学校で必要なものは親が払うとし、「必要ではないけれど子どもが欲しいもの」は息子のお小遣いから、としました。
(もう少し学年が上がったら、学校で使う文房具も管理対象としてもいいかもしれませんね。)
項目で分けると以下のようになります。
- おやつ(おかし、アイス、ジュース)
- おおきめのおもちゃ
- 戦隊もの雑誌
- 100均やがちゃがちゃ
金額の設定
ここまできたら、各項目に対する週の金額を決めます。実績をベースとして、多すぎず少なすぎず、ちょうどやりくりできる金額に設定できるといいようです。
我が家の場合は、週で500円としました。ちょっと多いと感じるとは思いますが、参考にした本では7歳で週700円が目安となっていました。
これを期に、今まで手こずっていた、ちょっと高めのおもちゃや、ちょっと高めの雑誌も、欲しい場合はここから出してもらおうと思います。
(こんな感じでExcelでまとめました。)
週に500円ももらえると知った息子は、目がキラキラ。
(いやいや、ただでもらえるわけじゃないんだよ。)
お小遣いをもらうための「仕事」を決める
ここからが大事なところです。
お金をもらうためには、労働(お仕事)が必要である、ということを力説します。笑
読んだ本には、定額制のお小遣いの前に、お手伝い毎に労働の対価として10円払うようなやり方を推奨していましたが、都度払いは正直面倒なので却下。
(ちなみに、お手伝いの対価としてお小遣いをあげることは、モチベーション理論的には賛否あるので少し迷いましたが、我が家はまずは試してみることにしました。)
息子が、自分の仕事として選んだのは以下の2つ。
- 洗濯物をたたんでしまう
- 食事後、食器を片付ける
ちなみに、作業負荷は年齢×分(7才なら7分程度で終わるもの)ぐらいがいいようです。
あと、会社の仕事も同じですが、人に任せるには、何を、いつ、どのように、ということを細かく擦り合わせておく必要がありますね。
さらに、話し合いの結果、週7回だと難しい場合もあるので、週5ということで妥結しました。
(これも、わかりやすいようにカレンダー+シール制にしました。そして、言い忘れましたが、支給日は土曜日にしました。)
そして、いよいよ・・・
お小遣いを渡す
合計500円を、100円玉5つで渡します。
これを項目ごとに4つの便に入れて管理していくようにしました。
これは、予算を管理する、大きい買い物のために貯める、残高を管理する、などを学ぶための方法です。
記録する(任意)
最後に、お小遣いの使い道を記録する、というやり方もあると思います。(おこづかい帳ね)
これは、瓶をわけて管理することで残高管理はできるため、一旦はなしでスタートすることにしました。
実際にやってみて、あまりにも無茶な使い方をするようであれば徐々に書かせるのもアリかと。
まとめ
ということで、お小遣い制、スタートしました。我が家の導入手順は以下の通りです。
- 子どもにどれぐらいのお金がかかっているのかの把握
- お小遣いで払うもの/親が払うものの整理
- 金額の設定
- お小遣いをもらうための「仕事」を決める
- お小遣いを渡す
私、思いついたらガッと調べてすぐ実行、みたいなところがあるのですが、自慢じゃないですが続けるのはけっこう苦手なんです。続きますかね・・・(笑)
ちなみに、参考にしたのは以下の2冊です。
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