年度末が近づき別れの季節ですね。
先週は、不条理な人事異動(私のことではないのですけどね)にショックを受けたり、他部署の退職する人の最終日にぎっくり腰のせいで立ち会えなかったり(過去、いろんな意味ですれ違った人で、最終日にもすれ違い、「ああ、こういう運命なのね」と悟ってみたり)。先週はそんな一週間でした。
そんなとき、ふと考えていたこと…。
社内政治あれこれ
冒頭で書いた「不条理(に見える)人事異動」の話ですが、結局のところ社内政治=覇権争いに巻き込まれたということなのかな、、、とみています。
でも、そもそも・・・
「社内政治」って?
私も漠然とした認識しかなかったのですが、以下のサイトによると次の6つ。
①社内調整力:関係部門に反対されず、協力してもらえる力
②部下掌握力:部下が自分の思うように動く力
③上司懐柔力:上司との関係を良好に保ち、支援してもらえる力
④社内人脈力:社内に敵を少なくし(味方を多くし)、支援してもらえる力
⑤権力操り力:社内・社外権力者との関係を強くし、話を通すことができる力
⑥社外人脈力:社外での活動力、社外人脈を持つことで、社内発言力を強める力
なるほどね。
私の社内政治力
私の社内政治力はレベル1、いや、レベル0と言ってもいいかもしれません。やっぱり「苦手」「巻き込まれたくない」という気持ちが先にきてしまいます。
社内外の人脈なんて最も弱いところ。
社内の飲み会には、子どもが小さいこともあって部署の最低限の飲み会にはなんとか頑張って調整する程度。交流目的?の飲み会は一切参加しないので、「かたい人」と思われているかもしれません。(でもたまに、派手だと誤解されていることもありました。)
でもその分、私自身は社内の人間関係で大きく失敗しないし(その機会がそもそも少ない)、大きく嫉妬されたり嫌われたりもない。
女性管理職の多くは私のように社内政治には疎いんじゃないかな…と感じます。もちろん、飲み会やネットワーク構築だけが社内政治の場面ではないわけですが。。。
でも、社内政治をネガティブに考えすぎず、「自分の仕事をやりやすくするためのもの」と考えると、見方がちょっと変わるかもしれません。
そんな私が、強いて頑張るところ
先ほどの6つの社内政治の例をみていて、自分もまぁまぁできているところもあるじゃん、とも思えました。
③上司懐柔力:上司との関係を良好に保ち、支援してもらえる力
⑤権力操り力:社内・社外権力者との関係を強くし、話を通すことができる力
なんだか「懐柔力」とか「操り力」というと聞こえは悪いですが・・・。部長・本部長・役員・社長・・・と社内には数々の上司たちがいますが、2年目にしては今の職階に必要なレベル程度には渡り合える、という感覚があります。
上役に話を通しやすくするためにやっていること
まず、ごまをすったり媚を売ったりというのは面倒なので一切やりません。別に偉くなりたいとは思わないので。
では、何をやっているかと言うと。
- 上司たちの特徴を捉えるために、打ち合わせの時の話をよく聞いている。上司や役員は何を考え、社内のどういったことを解決したいと思っているのか、どういうところにアンテナが高く、どういうところにNGを出すのか、その傾向を把握する。
- 自分の企画は熱を込める。何度かNGでも簡単には諦めない。
- 真顔過ぎると私の場合顔がコワイので(笑)、打ち合わせの場では笑顔も混ぜながら。
気にしているのはこんなところでしょうか。おかげさまで、自称ですが、役員の特徴を捉えるのはわりと早く的確、だと思っています。
なんのためにやっているのか
私の場合、肩書や権限と言ったところにはあまり興味がないです。でも、自分の目標を達成していく、というところにはけっこう拘りがあります。
なぜ拘るか。
それは、自分のやっていることがきっと会社や社会のためになる、と思っているから。(逆にそう思えない企画には真剣になれません。)
なぜ、権力操り力が強化できたのか
それは、ここ数年、業務の内容的に役員を相手にする仕事が多かったから。スタッフ職のうちからそういった環境だったことはある意味ラッキーだったと思います。
ただ、そのせいか、もともと苦手な社内ネットワークといったところがますます弱くなってしまい。。。
今後、強化していきたいところ
今の課長の仕事では、引き続き役員相手の仕事もありますが、社内ネットワークも必要になってきました。そのため、今後の仕事をやりやすくするためにも、少し見直さなければならないのかな、と最近考えています。
まだ具体的に考えがあるわけではないのですが、少し考えているのは、やはり女性管理職同士のネットワークを広げる方法がないのかな、と。
いずれにしてもコロナ落ち着かないとそれどころじゃないですけどね~。
まとめ
ということで、自分の仕事をやりやすくするために、女性管理職も社内政治について考えてみてはいかがでしょうか。というお話でした。
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