こういうのって、ある日突然、唐突に来るものなのですね。
土曜日の夜、いきなり「今日から自分の部屋で一人で寝る」と言い出した息子。
・・・パ、パードゥン?
いやいや、全然準備できてないし!
主に私の心の準備が!!
そんな衝撃の土曜日。
我が家の息子6歳。
一人っ子で超甘えん坊ながら、一方で「自分のことは自分で決めますから」感が赤ちゃんの頃からあったんですよねぇ。。。
1歳。
いつ断乳するか悩んでいた母をしり目に、体調不良のどさくさに紛れて「母乳とか、もういいですヮ・・・」という感じで卒乳していった。(もちろん喋ったわけではなくて、私がそう感じただけなのですけど)
母、心の準備ができていなくて涙目。
1歳4か月。
ちょっと遅めだけど初めて歩いた頃。いつでも歩きそうな感じがありつつもなかなか披露はしてくれず、待望の日・・・。
歩き始めた子って、めちゃくちゃ危なっかしくて、後頭部を打ちまくる・・・という話を聞いていたけれど。
うちの慎重派の息子、今から思えば「あなた・・・自信がつくまであえて挑戦しなかったのね」と思うくらい、歩き始めからまぁまぁ安定した歩み。
3歳。
「にいにのパンツ(つまり、普通の綿パンツ、ね)でねる!」と宣言。
もちろんこちらは(漏らすよねコレ)と思っていたわけだけど、結局、その後ほとんど漏らすこともなく。夜のオムツも自分で決めて卒業。
・・・ああ。
息子は、こういう代表的な成長イベントは、自分で時期を決めて、自分で進んでいく子なんだろうな・・・となんとなく母は感じていました。
だから、次に予想されるイベント、一人で寝る、一人でお風呂に入る・・・も、いつか自分でタイミングを決めるだろうから、それを待とう。そう思っていました。
でもね。
思ったより早かったよね!
小4ぐらいまでは一緒に寝ると思っていたよね!
それでも、息子のタイミングを尊重してあげるべきと思い。
超絶寂しかったけれど、泣き言は言わず・・・いや、ちょっとは言ったけど、まぁそんな感じで送り出しました。
その時の私の気持ちを往年のフォークソングでお聞きください。
でね。
その後、実際にどうなったかというと・・・。
1日目。
準備の途中で「やっぱりやめる」とリタイア。
2日目。
自分一人で寝たものの、途中で起きた時に寂しくなったようで、夜中に戻ってきた。
3日目。
一回試みたものの、「やっぱり金曜日までは一緒に寝る」・・・だとさ。
↑今日ここ。
ということで、今のところ1勝2敗。
バッサリ終了・・・ということはなさそうで安心したけれど、それでも着実に親離れしていくのでしょうね。
今日、思わず、会社の年上部下(3人の子のママ)に「心の準備できていなくて超絶寂しいんですけど、どうしたらいいですかね」という話をしたら。
「いきなりってこともないと思いますよ。
離れたと思ったら、また戻ってきたりして・・・そうやって少しずつ親離れしていくんです。」
なるほど・・・。
いずれにしても、カウントダウンが始まっているのは確かですよね。
残りわずかかもしれない蜜月を大切にしつつも、その先にはその先なりの、新たな喜びがあると信じて。
(おしまい。)
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