はじめに
長く家計簿をつけていると、「いくら使ったか」だけではなく、「その時どんな生活をしていたか」も一緒に見えてきます。
今回振り返ったのは、主に子どもが保育園後半〜小学生だった頃の支出です。仕事、子育て、住宅購入。毎日を回すのに必死だった時期でもありました。
その中には、今思うとそこまでお金をかけなくてもよかったものも、使ってよかったと思えるものもありました。そんなわが家のお金の振り返りを書いてみようと思います。

今思うと、お金をかけすぎていたもの
低学年までの教材費
今振り返って一番大きいのは、保育園時代~小学校低学年の教材費です。
特にこの頃、親である私自身が、子どもの成長への不安が強く、通信教材や市販教材を買っていました。当時の私は本気で必要だと思っていましたし、「遅れない方がいい」と考えるのは自然なことでもありました。
ただ結果として見ると、かけたお金や教材の量と学力や学習意欲はそれほど比例していませんでした。むしろ、子ども自身は外で遊んだりしているときの方が、のびのびしていたと思います。
息子が1歳から小6まで実際にかかった教育費と平均値との比較については、以下の記事でまとめています。

新聞代
次は新聞です。
わが家では、私が会社員時代に長く新聞をとっていました。途中からは「必要だから」というより、「管理職として読んでいた方がいい気がする」という感覚の方が強くなっていました。
実際、仕事と子育てで毎日余裕がなく、ゆっくり紙面を読む時間はほとんどありませんでした。それでもなかなか辞めることもできず続けていました。
結局2021年頃にやめましたが、今は必要な情報を書籍やネットで読んでいて、特に困ったことはありません。
光熱費
光熱費も、今ならもう少し抑えられたと思います。
特に共働き時代は「時間を買う」感覚がかなり強く、節約意識は低かったです。エアコンなどの家電も、快適・時短になるならどんどん使う、という感じでした。
それ自体を後悔しているわけではありません。当時は本当に余裕がありませんでしたし、必要経費だったとも思っています。
ただ、契約アンペアや電力会社、使い方のクセなど、生活を大きく変えなくても見直せる部分は意外とあります。当時はそこまで考える余裕がありませんでした。
今も後悔していない出費
反対に、今振り返っても「これは使って良かった」と思う支出は、旅行と外食です。週末の外食と年1〜2回の旅行はわが家にとって大事な時間です。
とはいえ、決して高級志向ではありません。
少し良い外食は記念日やボーナスのタイミングくらいです。旅行も「1泊だけ少し良い宿、他はビジネスホテル」という組み方が多く、早めの予約や平日予約など、できる範囲で工夫もしてきました。
以前、わが家の家計簿と家計調査を比較した記事を書きました。タイミングもあったとは思いますが、わが家の外食費やレジャー費は、実際にはそこまで突出して高い支出ではありませんでした。

全部削るのではなく、残したいものを工夫しながら続けてきた。その結果として、旅行と外食はこの時期の大事な記憶になっていて、今でもここには後悔がありません。
もっとお金をかけてもよかったと思うもの
加えて、今思うともっと増やしてもよかったと思うのが「体験」への投資です。
特に保育園後半〜小学校低学年くらいの時期、「学校の勉強に遅れてはいけない」と考え教材を購入していたことを先ほど書きましたが、これを手放してもっと体験寄りで過ごせばよかったなと感じています。
とはいえ、何もやっていなかったわけではなく、近くの公園をまわったり、山・森へのピクニック、自治体や民間のイベントへの参加など、それなりにいろいろやっていました。
でも今思うと、「一緒にいろんな経験をする」をもっと優先してもよかったと感じています。
ただこれも、今は子どもの成長面の不安が軽減されたから言えることで、当時の自分では判断するのが難しかったと思います。
まとめ
家計簿を長く見返していると、当時は必要だと思っていた支出が、今の目で見ると少し違って見えることがあります。でもあの頃の自分たちなりに、一生懸命考えて選んでいたことも確かです。
家計の記録には、お金の数字だけでなく、その頃の判断や優先順位も残っています。それを後から眺められるのが、長く続けてきた家計簿の面白さのひとつだと思っています。
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