1学期の最終日に突然の宣言
1学期の最終日。帰宅した息子が開口一番

○○んちにお泊まりすることになった!
…え、ちょっと待って?
これまで旅行や実家、学校行事では泊まったことはあっても、お友達の家に泊まるのは初めて。
一人っ子でマイペースな息子は、今までお泊まりの誘いにはあまり乗り気じゃなかったはず。そんな息子が突然のお泊り宣言。そして、日程はわりとすぐ。
焦る母。



お泊まりって、普通に遊びに行くのとは全然違うんだよ!
と心の声で猛ツッコミ。
そして、「お泊まりのマナーを伝えねば」と、整理し始めました。


お泊まり前
まずは思いつく限りの“お泊まりマナー”を紙に書き出し、息子と確認。
基本編
- あいさつはしっかり(これは常にだけど)
- お風呂・食事・寝る時間・ゲームをやってもいい時間などはおうちの人に従う
- ルールは家ごとに違うので相手に合わせること
食事編
- 出されたものは(よほど無理でなければ)残さずおいしく食べる
- いつも言っている食事マナーを守って、きれいに食べる
生活編
- トイレ・お風呂・洗面所はきれいに使う
- もし汚したら自分で拭く、難しければ正直に伝える
寝るとき編
- お布団は遊ばずきれいに使う
- 万が一汚したら正直に伝える
荷物編
- 自分の荷物は散らかさない
- ゴミは袋に入れて持ち帰る
その他
- 体調が悪くなったらすぐに言う
- 完璧じゃなくてもいいけど、相手に嫌な思いをさせない
一方的に言っても頭に残らないと思ったので、「この場合はどうする?」と質問形式で確認。息子も少し考えながら答えてくれるので、単なる暗記よりは身になった…はずです。
お泊まり当日、母の心境
当日。
荷物係(お土産のお菓子をぐちゃぐちゃにしないため😢)として、息子と一緒にお友達の家へ自転車で向かいました。
久しぶりに息子の後ろ姿を自転車で追いかけながら、



いつの間にか背中が頼もしくなったなぁ…自転車が小さく見えるなぁ…
としみじみ。
数年前までは親が先導して、「車くるよ!ここ危ないよ!」なんて声をかけながら走っていたのに。今は私がついていく番になっているんだなあ、と少し感慨深くなります。
そんなことを考えながら、お友達のおうちに到着。
お友達に誘導され、さっさと玄関に入っていく息子。
では、母もお友達のお母さんにご挨拶を・・・と一歩踏み出した瞬間——ガチャン! と玄関のドアが閉まる。
その場に一人残される母。笑
母は荷物を渡したら用済みってことですか。笑
(相手のお母さんは顔なじみなので、後からLINEで改めてご挨拶しました)
翌日、無事帰還
翌日、帰宅予定の時間を過ぎてもなかなか帰ってこない息子。
習い事までに間に合えばいいけれど…と時計を気にし始めた頃。



もっと遊びたかった〜
と満足げな顔で帰宅した息子。
お友達のお母さんからは、LINEで「下の子と遊んでくれて助かったよ〜」との一言。
そう、うちの息子、一人っ子の割には小さい子と遊ぶのが得意なんです。
そして爆睡
その日の夜、息子は早々に就寝。
翌朝は普通に起きたものの、朝食後に再び2時間の爆睡。どうやら、初めての環境であまり眠れなかったらしい。
場所が変わると眠れないのは、親と同じだね。笑
初めてのお泊まり、本当にお疲れさま。少し背伸びした時間を過ごして、息子の中にまた新しい経験の引き出しがひとつ増えたのかなと思うと母も嬉しいです。
最後までお読みくださりありがとうございます。