40代フリーランス母の新NISAレビュー|2025年の実践と課題

40代の新NISA運用
目次

はじめに

2024年から新しいNISAがスタートし、制度が大きく変わりました。

NTTデータ・エービックが行った「NISA意向調査(2025年3月)」によると、NISA制度の利用経験者は27.2%で、年々割合が上昇していることがわかります。

私自身は2011年から投資を開始し、旧NISAも経験した上で現在は新NISAも利用しています。非課税のメリットを最大化するには「どう積み立てるか」だけでなく、どんな考え方で運用方針を決めるかも大切だと感じています。

この記事では、新NISAで実際にやっていることと、運用してみて見えてきた課題をまとめました。

新NISA

新NISAでの実践(2024〜)

● つみたて枠

つみたて枠は、毎月一定額を淡々と積み立てています。私の場合は月10万円の設定です。

なお、現在はフリーランスで新規で投資に回す余力があまりないため、この月10万円は、旧NISAで買った銘柄で期限切れになったものや特定口座の銘柄を売却して確保しています。

無理な追加資金を入れず、「今ある資産を整えながら積み立てる」スタイルです。

● 成長投資枠

成長投資枠は「無理のない範囲で、相場を見ながら少しずつ埋める」が基本方針です。相場が少し下げたタイミングで、つみたて枠と同じように、銘柄の入れ替えをしています。

焦って一気にやらず、時間をかけてゆるやかに整理していくイメージです。


実践してみて感じた課題

① 非課税枠をどう使うかは「性格」が出る

「NISAの枠を早く埋めたい」という気持ちが先走ると、余計な売買につながることがあります。

私はどちらかといえばせっかちなタイプですが、効率よりもメンタルの安定を優先し、「焦らない」「無理をしない」と自分に言い聞かせています。

② 特定口座の整理は時間がかかる

古い投資信託(手数料が高め)を特定口座で保有しており、これをどう扱うかは長年の課題です。

また、最近は次のようなニュースも増えており、売却益の扱いについても慎重に考える必要が出てきました。

  • 金融所得と社会保険料の議論
  • 国保の負担増につながる可能性

こうした背景もあり、特定口座の整理はゆっくり進めています。


まとめ

新NISAは、制度としてはとても強力ですが、そのぶん「どう使うか」で結果が大きく変わる制度だと思っています。

私は、40代のフリーランス母として、「無理のない続け方(仕組み化)」と「家計とのバランス」を考えながら活用しています。

この記事が、あなたにとってちょうどいい使い方を考えるきっかけになればうれしいです。

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