はじめに
以前、スプレッドシートとGASを使って家計簿を半自動化した話について書きました。
今回はその裏話として、そこに至るまでの試行錯誤や途中で考えていたことを記録として残しておこうと思います。
同じように、家計簿をもう少し楽にできないかと考えている方の参考になれば嬉しいです。

最初にやったこと
スプレッドシートやGAS(Google Apps Script)に触る前に、まずやったのは手書きメモを作ることでした。
この時点で、「半自動化できたらいいな」「集計結果をもう少しリアルタイムで見られたら嬉しいな」というイメージはありました。
A3の紙に、今できている家計簿の流れを書き出しつつ、今はないけれどこんなグラフがあったらいいな、月次と年次がこうつながったら楽だな、といったことを思いつくまま描いていました。
月次の数字から年次の集計へ線でつないでみたり、棒グラフや円グラフをかなり雑に手書きしてみたり。頭の中にある家計簿のイメージを具体化する作業をしました。
スプレッドシート構成で一番考えたのは、費目の整理
一番考えたのは費目でした。本音を言えば、もっと費目を減らしてシンプルにしたい気持ちもありました。
ただ、これまで20年近く続けてきた家計簿、特に子どもが生まれて以降のデータとの比較を考えると、費目を大きく変えすぎないほうがいいという判断になりました。
そういった状況の中で、今回あらためて手を入れたのが、ドラッグストアやスーパーなど、食材と生活用品が混ざる支出の扱いです。以前は「●●スーパー=食材費100%」として処理していましたが、実態とはズレがありました。
そこで、店名をもとに食材費と生活用品費に自動按分する形に変更しました。(●●スーパー=食材費80%、生活用品20%)
この方法ももちろん完ぺきではないですが、以前よりは精度を上げることができたと思います。
GASで自動化できたこと/できなかったこと
GASでやりたかったのは、よく使うお店の費目判定や集計・グラフの自動更新といった、毎回同じ判断を繰り返している部分でした。
一方で、イレギュラーな購入はどうしても出てきます。また銀行引き落としや現金払いについては、そもそも件数が少ないので自動化は不要と考えていました。
やらなくても困らないところは手作業のままにした、という感じです。
生成AIでつまずいたところ
GASは生成AIに書いてもらいました。ただ、正直なところスムーズだったとは言えません。
特につまずいたのはグラフの細かい表現です。例えば、グラフ種類・色・凡例の出し方など。生成AIに聞くと「できる」と答えたのに、思った通りにはならないことも多く何度もやり直しました。
また、私自身にGASの知識がないため、生成されたスクリプトが正しいのか判断できなく、反映して実行したら「できてない!」「むしろ、言ったところと違うところが変わってる‼」ということを何度も何度も繰り返しました。
生成AI利用史上、最もイライラしていた出来事でした。「できないことをできると言わないで!」とか「指示してないところを勝手に変えないで!」とAIに向かって何回言ったことか。笑
最終的には、「何回かやってみてできないことは諦めよう」「7〜8割できていればOK」と割り切ったことで、前に進めたと思います。
まとめ
そんなこんなで、半自動化には生成AIとの壮大な(?)問答がありましたが、家計管理はかなり楽になりました。
そして、あらためて振り返って一番よかったと思うのは、最初に紙にイメージを書き出したことです。流れを先に描いておいたことで、スプレッドシートやGASの構成も迷いにくくなりました。
もし、家計簿をもう少し楽にしたいと感じているなら、いきなりツールに触る前に、まずは紙にイメージを書いてみるだけでも十分だと思います。
私の「家計簿の半自動化」の完成形については、以下の記事でまとめています。

