自由な働き方を支える“土台”としての資産。40代フリーランス主婦が思うお金との向き合い方

目次

はじめに

この「個人資産」カテゴリーでは、私自身の資産形成の過程や、投資やお金との向き合い方について綴っていきます。

「資産っていくらあるの?」
「何に投資してるの?」

そんな具体的な話も、記事の中で少しずつ触れていくつもりです。
でも、私がこのカテゴリで一番伝えたいのは、

「どうやってここまで来たか」
「どんな考え方でお金と付き合ってきたか」

ということ。

資産の金額そのものよりも、

  • なぜお金のことを真剣に考えるようになったのか
  • どんな失敗や遠回りをしてきたのか
  • 今どんな価値観でお金を使っているのか

そういうことの方が、誰かのヒントになる気がしています。

では、まずは私がお金とどう向き合ってきたかを少しずつ振り返ってみたいと思います。

第1章:お金にはシビアだった私

お金に対しての危機感が芽生えたのは、どちらかというと早い方だったと思います。

大学を卒業してすぐ、正社員になれず、ワーキングプアだった頃。
実家も経済的に余裕がなく、奨学金を借りて進学したものの、返済の方針をめぐって親と衝突したこともありました。

当時の私は、「これからは自分で何とかするしかない」と本気で思っていて、
自然と贅沢をしない生活を送っていました。

とはいえ、当時の私は「貯金や投資をして資産を作ろう!」なんて発想はゼロ。
目の前の生活をなんとかすることで精一杯でした。

けれど、この頃の体験がなかったら、今の「資産は自分の人生を自由にする」という考え方には、たどり着けなかったと思っています。


次章では、「転職・結婚・子ども」といった人生の転機を経て、
どうやって“個人の資産形成”という考え方に目覚めたのかをお伝えしていきます。


第2章:転機は「転職」と「結婚」だった

最初の大きな転機は20代後半での転職でした。

正社員として大手企業に就職、ようやく安定した収入を得られるように。
それによって、実家を離れ独り暮らしを始めました。

そしてもうひとつの転機が結婚と出産
子どもを授かったことで、「自分ひとりのお金」から「家族全体を見据えたお金」の視点へと変わっていきました。

妊娠・出産を機に、「学費っていくらかかるんだろう」「マイホームって買うべき?」「老後ってどうなるの?」と、将来に向けたお金の話題が現実味を帯びてきたんです。

この頃から、「家計簿で月々の支出を管理する」だけでなく、
「将来のために資産を形成していく」という発想が、私の中で芽生えはじめました。
「自分たちでなんとかしていくしかない」と思っていた私には、「お金の知識を得て、自分で決めていくこと」がとても腑に落ちたし、やりがいを感じられました。


第3章:15年かけて、コツコツ積み上げてきたもの

資産形成という言葉に出会ってから、もう15年以上が経ちました。
やってきたことは、決して派手ではありません。

  • 少額から始めた投資信託(今は楽天証券をメインに運用)
  • NISAは制度開始当初から開始
  • 企業型DC → 転職後はiDeCoへ移行し、積立を継続

…と、こうして書いてみるとそれなりに色々やってきましたが、うまくいったのは「地道に、コツコツ積み上げてきたもの」だけだったなと思います。
また別の記事で書こうと思いますが、実は、上記以外のFXや個別株での失敗経験もあります。

SNSを見れば、もっと若くして資産を築いた人、年収が高くてスピード感のある人もたくさんいます。

でも、私にとっての成功は、「まだ十分とまでは言えないけれど、自分が安心して生きていけるだけの土台を築けたこと」
それができたからこそ、40代で会社を辞めてフリーランスという不安定な道を選ぶことができたし、今こうして子どもとの時間を大切にしながら、自分らしく働けているのだと思います。

第4章:だからこそ、伝えたいことがある

ここまで読んでくださった方の中には、
「なるほど。でもそれって安定した職につけたからでしょ?」
「うちは共働きじゃないと無理だし…」
と思った方もいるかもしれません。

でも私は、自分の資産形成が順風満帆だったとはまったく思っていません。
それでも続けてこられたのは、お金の話を考えることは、自分の人生と向き合うことだったから。

そして今、資産があるからこそ、「仕事を選ぶ自由」「学びに投資する自由」「家族との時間を持つ自由」がある。
資産は、自由な人生の土台なんだと実感しています。


おわりに

この「個人資産」カテゴリーでは、資産額の推移や投資信託の運用結果だけでなく、私がやらかした投資の失敗談や家族との価値観のすり合わせ、といったテーマも綴っていく予定です。

今はまだ余裕がない、何から始めればいいかわからない。
そんな方にも、「この人もこんな時期あったんだ」と思ってもらえたら嬉しいです。

これから少しずつ、自分の経験や考えを整理しながら記事を増やしていくので、
よかったらまたのぞいてみてくださいね。

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