はじめに
20代の頃から少しずつ家計管理や投資を学んできました。
気づけば40代になり、お金に対する不安が以前よりも軽くなっていることを実感します。
ここ数年は長期の資産形成を始める人も増えており、日本証券業協会の全国調査2024では有価証券の保有率が24.1%まで上昇しているとのことです。
私自身も投資歴は十数年になりますが、すべてが順風満帆だったわけではありません。失敗もあり、迷いもありました。
この記事では、インデックス投資を始めたきっかけや、失敗談、家計や投資の振り返りをまとめています。どのように考えて習慣を積み重ねてきたかを中心に整理した、資産形成カテゴリのまとめページです。

40代でお金の不安が軽くなった理由
資産形成で意識してきたことを振り返ると、特別な裏ワザではなく、ごくシンプルな習慣の積み重ねでした。
- 生活コストを上げすぎない(家計簿での見える化)
- 投資は背伸びせず、続けられる範囲で行う
- 失敗してもやめずに立て直す
家計管理の基本はこちらの記事で詳しく紹介しています。
👉 家計簿を20年続けてわかった5つのコツ
私の資産形成の歩み(20代から40代)
最初は貯金額がほぼゼロの20代からのスタートでした。
- 20代:貯める習慣をつける
- 30代:支出の最適化と投資の勉強
- 40代:仕組み化し、家計全体のバランスを整える
同じように「最初の一歩」を踏み出したい人はこちらの記事もおすすめです。
👉 20代の貯金記録|手取り11万円から始めた資産形成の道のり
インデックス投資を始めたきっかけ
投資に興味を持ったのは20代、少しずつ貯蓄できてきた頃です。
はじめFXに手を出しますが、リーマンショックで大きな評価損を経験し、「お金を増やすこと」の難しさを痛感しました。
👉 FXで資産が半分に…リーマンショックで学んだ恐怖(失敗談①)
そんなときに出会ったのが、経済評論家・山崎元さんの本でした。
難しい理屈ではなく投資手法は非常にシンプル、しかも、結論をもったいつけず本の冒頭からズバッと書いてある。投資初心者の私でも「なるほど、こうすればいいのか」とすぐに理解できたんです。
長期で市場全体に投資してコツコツ積み上げていく。まさに自分に向いていると思いました。
(私が2011年に購入した書籍はもう販売していないようなので、同じ内容であるこちらを紹介しています。)
私はこうして「インデックス投資」という手法に出会ったのです。
あれから14年、振り返って思うこと
本と出会ってから14年。
ずっと順調にコツコツとインデックス投資を続けてきたかというと、そうではありません。
途中で「やっぱり個別株のほうが儲かるんじゃない?」と気持ちが揺れたり、積立を中断してしまったり。せっかく学んだのに、実際には中途半端な投資の仕方をしてしまった時期もありました。
👉 フリーランスの不安から、成長株投資で60万円損した話(失敗談②)
正直、「あの時、本の通りに淡々と続けていればもっと利益が出ていたんだろうな」という後悔はあります。
それでも続けられたのは、最初に学んだ考え方が軸になっていたから。うまくいかない時期も含めて、続けてきたことに意味があったと今は感じています。
現在の資産構成と運用スタイル
現在は楽天証券でインデックス投資(オルカン・S&P500)をメインに運用しています。
半年ごとに、「資産の推移」「内訳の変化と理由」などを振り返る記事をまとめていきます。
📊 資産の推移と振り返りシリーズ
📊 運用スタイル
まとめ
40代になって実感するのは、「お金を増やすより、整える力の方が大事」ということ。
資産形成は一夜にしてできるものではなく、暮らし・家計・投資を少しずつ積み上げていくものです。
このページが、あなた自身の資産形成を見直すきっかけになればうれしいです。
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本記事は筆者個人の経験談であり、特定の金融商品の勧誘を目的としたものではありません。投資には元本割れのリスクがあります。最終的な投資判断はご自身の責任でお願いいたします。なお、画像・本文の無断転載はお控えいただくようお願いいたします。
