はじめに
20代の頃から少しずつ家計管理や投資を学び、気づけば40代。お金への不安が、20代の頃よりぐっと軽くなったことを感じています。
ここ数年は長期の資産形成を始める人も増えており、日本証券業協会の全国調査2024では有価証券の保有率が24.1%まで上昇しているとのことです。
私自身も十数年続けてきましたが、順調だったわけではありません。失敗もあり、迷いもあり、それでも「続けてきたこと」が今につながっています。
このページは、私自身の「資産管理ログ」であり、同じように家計や資産形成に向き合う方のヒントになるようまとめています。

このカテゴリーでの公開方針
資産形成の記事では、プライバシーを守りつつ、考え方や学びはできるだけ丁寧にシェアしたいという想いで、この方針にしました。
📝 公開するもの
・半年ごとの資産バランス(%)
・比率の変化
・その時の判断理由
・家計や暮らしとの関係
・投資方針の見直しポイント
📝 公開頻度
私は、これまでも半年に一度のペースで資産把握を行っています。
今後はこちらのブログでも、資産バランス、運用で意識したこと、増減の背景などをまとめた記事を追加していきます。
資産額の推移(実績)
投資を始めたのは2011年。
スタート時の入金額は300万円。最初の購入は120万円でした。
その後の推移は、横ばいの時期、下落して不安になった時期、右肩上がりの時期など、波がありながら進んできました。
今後も、半年に一度の振り返りを続けていきたいと考えています。
【グラフ】資産増減の推移(2011年6月~2025年6月)

現在の資産バランス
資産の増減とあわせて、半年ごとに資産の比率も振り返っています。
比率を見直すことで、家計の変化や人生のフェーズに合わせて「ちょうどよいリスク」を保てるようにしています。
【グラフ】資産の内訳(商品別)

先進国株式や楽天全世界など類似商品が複数ありますが、これは私のインデックス投資14年の歴史でもあります。
私が投資を始めた当時は手数料が今より高く、今のオルカンやS&P500のように「これ一本でOK」という商品もまだ少ない時期でした。
その後、ファンドの手数料競争が進むなかで、同じ投資先ならできるだけコストの低い商品へ積み増してきた結果、銘柄が増えていったというわけです。
銘柄数は増えましたが、投資の基準自体はずっと一貫しています。
(唯一、昨年買ったS&P500だけは…浮気心です。笑)
運用の方針
前章のとおり、私の保有銘柄には中身がかぶっているものもあります。これらは一昔前の銘柄なので、オルカンやS&P500に比べると手数料は高いです。
今後は、新NISAの枠を埋めるため、また、コスト(手数料)を減らすためにゆるやかに集約していきます。新しく買う分は基本的にはオルカン一本でいきます。
すでに持っている類似ファンドは、非課税のメリットがある旧NISA分は満期になるまではそのままで。特定口座分は、何回かにわけて売却し、その分を新NISAで購入することで、少しずつ銘柄を減らしていくイメージです。
新NISAの使い方
新NISAは、つみたて枠で月10万円ずつ購入しています。
成長投資枠は、その年の相場などを見ながら、少し下がったタイミングで既存銘柄の売却・新NISAでオルカン購入を繰り返しています。
新NISAの考え方については、別記事で詳しくまとめています。
👉 新NISAの実践と課題
個別株の扱い
個別株はお楽しみ枠。
現在保有している銘柄は3つ。1つは、旧NISA時代に購入した高配当銘柄。残りの2つは、以下の記事で失敗した際に売れなかった2銘柄です。
詳しい話は失敗談で書いていますが、当時は売らなかったことで長い保有になり、今もそのまま様子見をしています。
👉 フリーランスの不安から、成長株投資で60万円損した話(失敗談②)
実は、懲りもせずまた個別銘柄への投資を再開したいと思っています。笑
でも、前回失敗した経験を活かし、今は練習(シミュレーション)からスタートしています。ある程度の成績を達成出来たら少額から再スタートをしたいと目論んでいます。
もし実現したら、そちらはまた別の記事でご紹介します。
証券口座内の現金
証券口座内の現金比率は限りなく低いです。(生活費や事業のお金は別口座で管理しています。)
証券口座には月10万円のつみたて原資があれば十分かな、という考えです。足りなくなったら、先ほどの方針どおり信託報酬の高い順に売却して補充します。
まとめ
40代になって感じるのは、お金を増やすより、整える力のほうが大切だということ。
資産形成は一夜にして変わるものではありません。暮らし・家計・投資を少しずつ積み上げていくことで、自然と安心感が生まれていきます。
このページは半年ごとに更新し、比率の変化や判断理由を記録していく予定です。あなたの資産形成を見直すヒントになればうれしいです。
👉 資産形成のまとめページはこちら
