はじめに
2024年から新しいNISAがスタートし、制度が大きく変わりました。
NTTデータ・エービックが行った「NISA意向調査(2025年3月)」によると、NISA制度の利用経験者は27.2%で、年々割合が上昇していることがわかります。
私自身は2011年から投資を開始し、旧NISAも経験した上で現在は新NISAも利用しています。非課税のメリットを最大化するには「どう積み立てるか」だけでなく、どんな考え方で運用方針を決めるかも大切だと感じています。
この記事は、新NISAを「どう使うか」の考え方と、運用ルールをまとめたページです。

新NISAで私が最初に決めたこと
私の新NISA運用は、過去の経験から「迷わないためのルール」を先に作ることにしました。
- 1.購入銘柄
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まずは購入する銘柄を決めることからです。私は全世界株式(オルカン)をメインに据えています。どれを買うかで迷う時間を減らしたいので、迷ったらこれ、という銘柄を決めています。
- 2.資金の出どころ
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私がフリーランスになってからは、私の新NISAのために家計から資金投入していません。これまで買ってきた銘柄を売却して原資を作り、その資金をできるだけ新NISA側へ寄せていく進め方にしています。
- 3.枠の埋め方
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つみたて枠は固定で淡々と、成長投資枠は相場や資金の余力を見ながら少しずつ、と決めています。
つみたて枠と成長投資枠の使い方(詳細)
前章の3点目の内容をもう少し詳しく解説します。
つみたて枠は、毎月の金額を固定して淡々と積み立てています。私の場合は月10万円です。ここは、相場を読んで調整する場所ではなく、続けるために自動積立にしています。
成長投資枠は、無理のない範囲で相場を見ながら少しずつ使っています。枠を早く埋めたくなる気持ちもありますが、焦って買うと余計な売買につながりやすいからです。
具体的には、つみたて枠と同じ銘柄で、相場が少し下げたタイミングを見ながら買い足します。これは相場を当てにいくというより、「自分が落ち着いて買えるタイミング」を選んでいる感覚です。
売却→買い替えの順番
新NISAでオルカンに集約するために、売却と買い替えは避けて通れません。問題は、どこから手をつけるかです。
私は次の順番で考えるようにしています。
最優先は、保有しているだけでコスト負担が重いもの(信託報酬が高めの投信など)です。次に、似た商品が重複しているものです。
特に投資初期に買った商品は、経験のスタート地点でもあるので手放しにくいのですが、保有商品が増えるほど判断が迷いやすくなります。これは家計管理でも同じで、項目が増えるほど迷いが増えるのに似ています。
今後、売却時に迷わないよう、手持ちの銘柄の中から売却優先順位を決めています。
税金が痛いときの割り切り方
特定口座の銘柄を売却すると税金がかかってしまう場合があります。
これは分かっていても実際にやるとやっぱり痛いです。私も2025年は税金の負担を感じながら売却を進めました。
ただ、ここで私が意識しているのは、「保有商品の見通しが良くなって、次の迷いが減る」ことの価値です。税金は一回の痛みですが、管理の複雑さはずっと続きます。
長く続けることを前提にすると、どこかで腹をくくって整理した方が結果的にラクになります。
金融所得と社会保険料の話題
近年は、金融所得と社会保険料の議論など、売却益の扱いに関する話題も増えています。
全員が気にする必要はない一方で、状況によっては無視できないテーマにもなり得るので、私は情報として追っています。ここは長くなるので、別記事にまとめています。

まとめ
新NISAは、「迷いを減らす仕組み」を作れるかどうかで続けやすさが大きく変わると感じています。
私は、メインの銘柄や資金の出どころ、枠の埋め方を決めることで迷う回数を減らしてきました。
実際の資産推移や、2025年末にやったことの記録は別記事にまとめています。この記事は「考え方とルール」、ログ記事は「実績」。この2本立てで、来年も迷わず淡々と続けていく予定です。
この記事が、あなたにとってちょうどいい使い方を考えるきっかけになればうれしいです。
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