40代フリーランス母の個人資産公開〈前編〉|公開の範囲(楽天証券のみ)とその理由

目次

はじめに

このカテゴリーで個人資産の記事を書こうと思ったのは、投資歴17年間の試行錯誤で得た経験(失敗含む)がこれから資産形成を始める人に少しは参考になるのでは…と考えたからです。

資産公開なんて、自慢っぽく見えないかな…

そんな葛藤ももちろんあります。

でも、私が前の会社を辞めた際、その決断を支えてくれたのは「お金がくれた心の余裕」でした。

この記事では、資産公開の背景を整理したいと思います。後編では、実際の私の個人資産を公開しますのでよかったらのぞいてみてください。


このカテゴリーでの公開範囲

このカテゴリーでの資産公開は、私の個人資産(楽天証券口座)だけを扱います。

その理由は3つあります。

1.プライバシーと安全
ネット上に数字を置く以上、「どこにいくらあるか」で生活圏や家族構成が推測されるリスクはゼロではありません。夫や子供のプライバシーを守りたいという理由もあります。

2.使える情報を提供する
私の資産形成は、紆余曲折ありながらもオーソドックスで再現性も高いやり方なので、これから始める方にも参考になると思います。

3.目的は「過程」の共有
資産額そのものは年齢や収入、家族構成で大きく変わりますが、「暴落時にどう感じた」「投資スタイルをどう変えた」といった過程は、立場の異なる読者にもヒントになると考えています。

以上を踏まえて、情報の公開/非公開の範囲も整理しておきたいと思います。


📌公開するもの

  • 楽天証券口座(NISA、特定口座)

📌非公開とするもの

  • 銀行預金(家計、個人利用、事業用)
  • 保険
  • iDeCo(制度上60歳まで引き出せず、別枠扱い)
  • 夫名義の資産および夫婦合算資産

わが家の口座管理については、以下の記事でもご紹介しています。あわせてお読みください。


17年の回り道が教えてくれたこと

FXで失敗し、インデックス投資で救われた日々

私の初めての投資人生は、リーマン・ショック前に始めたFXでした。

最初は良かったものの、リーマンショックによる大暴落で含み損がどんどん膨らみました。一時、資産が半分になったときの絶望感はいまも忘れられません。

そこから相場を離れ、長期で行う比較的安全な投資法を必死で探し、行き着いたのがインデックス投資です。


📌 当時の記事は以下で詳しくお話しています。


ほったらかしの強さを体感した14年

2011年 個人の貯金からインデックス投資を始めました。

当時、東日本大震災の直後で、今振り返るとインデックス投資を始めるのにはいいタイミングだったと思います。とはいえ、独身時代の貯金はそこまで多くなく少額からのスタートでした。

2014年からは旧NISAが始まり、NISA口座を夫婦で開設しました。

こちらも、NISA口座を使い始めたのは良かったのですが、子どもが生まれたばかりであまり考える余裕もなく、最大限に活用できた!とまでは言えないのが残念なところです。

その後も、仕事と育児に追われて資産ほったらかし、住宅購入で資産が一時的に大幅減などの紆余曲折はありましたが、私のインデックス投資は続きました。

暴落局面では評価額が減ることにヒヤヒヤしましたが、止まらずに済んだのは「手間がかからない仕組み」だったからこそ。


これから資産形成を始めるあなたへ

インデックス投資を14年続けてみて、やはり資産形成の核心は「時間」と「仕組み」の二つだと思います。

生活防衛費を先に確保し、インデックスでこつこつと積み立てを継続する、それだけでいい。

私個人はというと、「時間」は味方にできたけれど、「仕組み」の構築はやや失敗。もう少しシンプルに続けてこれたらもっと資産は大きくなっていたかな・・・と思います。それでも、その時々で一生懸命考えた結果だから。まぁ仕方ない。

夫婦や親子でお金の話をタブーにしないことも大切です。

わが家では夫婦でよく投資について話をします。

子どもに対しても、小学生の今はおこづかい帳で収支の概念を身に着けてもらっている程度ですが、中学生になったら、子どもが興味を持ったら実際に小額から投資をしてみるのもいいかな、なんて思っています。


まとめ

今日のお話はこれまでの経緯と公開範囲とその方針。

数字そのものは後編で公開しますが、資産形成は派手さより地味な継続。私自身の失敗と成功の足跡が、あなたの一歩を後押しできれば嬉しいです。

最後までお読みくださりありがとうございます。

免責・プライバシーに関する注記
本記事は筆者個人の経験談であり、特定の金融商品の勧誘を目的としたものではありません。投資には元本割れのリスクがあります。最終的な投資判断はご自身の責任でお願いいたします。なお、画像・本文の無断転載はお控えいただくようお願いいたします。

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