2025年も気づけばもう半年。
あっという間に6月が終わり、家計簿の振り返りのタイミングがやってきました。
今回は、我が家の家計管理ルールと、1〜6月の実績をもとに、どんなお金の使い方をしていたのか? 予算と生活のバランスはどうだったのか?をグラフとともに振り返ってみたいと思います。
わが家の家計管理ルール
まず前提として、我が家では支出を「月次支出」と「特別費」に分けて管理しています。
- 月次支出:生活費・教育費・通信費など、毎月かかるもの
- 特別費:旅行、家電、年払い保険など、臨時や年単位の支出
また、「これは家計」「これはお小遣い」と支払いの線引きもざっくり決めています。
- 家計:生活に必要なもの(スーパー、学校関係、光熱費など)
- お小遣い:個人の趣味やこだわり(本、美容室、個人の洋服など)
Excelで管理しており、四半期または半期ごとに全体をまとめて見直す方式にしています。
今回の集計方法とデータ
集計に使ったのは、以下の3つのデータです。
- クレジットカード明細(CSVダウンロード)
- 現金支出の簡易メモ
- 銀行口座の引き落とし履歴
これらをもとにExcelで項目ごとにまとめ、年初に立てた予算と照らし合わせました。
データで見る わが家のお金の使い方
▷ 予算 vs 実績(月次支出)
まずは、月次支出の状況からです。
小分類 | 2025年予算(月) | 1~6月実績 | 月平均の実績 |
---|---|---|---|
食費 | 68,000 | 386,689 | 64,448 |
外食 | 20,000 | 96,712 | 16,119 |
生活用品 | 32,500 | 181,092 | 30,182 |
子ども費 | 7,500 | 42,751 | 7,125 |
教育費 | 24,680 | 138,296 | 23,049 |
レジャー | 5,000 | 25,510 | 4,252 |
医療費 | 10,000 | 70,720 | 11,787 |
交通費 | 16,800 | 76,691 | 12,782 |
住宅ローン | 67,000 | 402,000 | 67,000 |
水道 | 5,700 | 33,532 | 5,589 |
電気 | 10,400 | 71,182 | 11,864 |
ガス | 7,400 | 52,615 | 8,769 |
スマホ | 2,500 | 2,960 | 493 |
ネット関連 | 7,500 | 34,847 | 5,808 |
サブスク | 600 | 3,600 | 600 |
保険 | 10,682 | 64,092 | 10,682 |
交際費 | 1,700 | 9,000 | 1,500 |
小遣い | 15,000 | 90,000 | 15,000 |
小計 | 312,962 | 1,782,289 | 297,048 |
表1:2025年上半期の支出一覧(月次)
▷ 予算 vs 実績(特別費)
続いては、特別費の状況です。
小分類 | 2025年予算(年) | 1~6月実績 |
---|---|---|
車検 | 150,000 | 135,934 |
税金 | 192,400 | 192,400 |
保険料 | 249,629 | 85,479 |
医療費 | 107,100 | 76,100 |
旅行 | 144,580 | 59,580 |
子ども | 120,000 | 9,909 |
家具家電 | 50,000 | 0 |
その他 | 142,000 | 40,000 |
予算外 | 0 | 24,200 |
小計 | 1,155,709 | 623,602 |
表2:2025年上半期の支出一覧(特別費)
ちなみに、特別費のうち「予算外」の支出(24,200円)は、キッチンの水道の修理代でした。
これから、こういった修繕費が嵩んでくるのかなと思うと怖いです…。
📌 我が家の家計管理や家計簿項目については、以下でも解説しています。

▷ 執行率で見る「予算 vs 実績」
月次支出については、各項目の執行率(年間予算に対してどの程度使ったか)も見ていきます。
半年時点ですので、おおよそ50%におさまっていれば順調ということになります。
特別費については、支払時期がまちまちなため、期中の執行率は出していません。

図1:各項目の年間予算に対する執行率(2025年上半期)
半年分の執行率は全体で 47.5% と、ほぼ予算通り。細かく見ると、特徴的な支出がいくつかありました。
- 食費:物価高の中、50%未満でおさまっているのはとっても優秀!買い出し担当の夫に感謝です。
- 外食費:前年より減っているけれど、金額的にはおそらく高め。でも我が家にとっては楽しみの一つなので削る予定はなし。
- 医療費:私も夫も定期通院が必要な持病あり、息子もケガやアレルギーで通院が多かった。これは必要経費と割り切ってます。
- スマホ代:povoで昨年ギガを一括購入していたため、今年はほぼ買わずに済んでいます(執行率9.9%!)
- 電気ガス:いずれも高めだけれど、算定期間としては昨年11月・12月以降(光熱費が高い時期)分なので仕方なし。
▷ 割合で見る「生活の重心」
ここからは月次の支出全体における各項目の割合を見ていきます。

図3:支出の内訳(中分類別割合)
- 一番多かったのは 食費・生活費(37.3%)。スーパーとドラッグストア等での出費が主。
- 次が 住宅ローン(22.6%)、そして 子ども関連費(10.2%)。
- 通信費・保険・交際費などはかなり抑えられていました。
わが家の“夏休み家族会議”
これらの結果をもとに、家族で簡単な振り返り会議をしました。

今年の上半期の家計簿の結果が出たよ。
物価高で大変な中、家族みんなで頑張ったおかげで、予定の半分を下回る結果だったよ!
ちなみに、下半期に向けての希望はある?



電子レンジを買いたい!
これは、実際に今年の予算に計上済みなので、購入の方向で進めることになりました。



隣市の有名なフルーツパフェを食べたい!
これも、夏休みに決行予定!



ママも、来年は中学生になるし、今年はもっと家族のレジャーに時間とお金を使いたい!
こうして話すだけでも「今後のお金の使い方」を自然に共有できるのはいいことだな、と感じました。
下半期に向けた わが家の方針
今のところ執行率は50%未満なので、特に大きな見直しはしない予定。ただし、
- 夏休み中は レジャー費・水道光熱費・食費 が増える見込みなので注意
- 外食費も、なぁなぁにならないように注意
整えるところは整えつつ、「思い出づくり」にも予算を使っていきたいと思います。
まとめ|家計簿は「自分たちらしさの棚卸し」
家計簿って、ただの数字の集まりではなくて、「わが家の価値観」があらわれる記録なんだなと、改めて思います。
どこにお金をかけて、どこを抑えるのか。 我が家の「大事にしたいこと」が浮かび上がる、そんな半年間でした。
あなたにとっての「必要経費」は何ですか? ぜひ、一緒にふりかえってみてくださいね。