我が家の支出は適正?妻の就業状態-共働き夫婦と未婚の子ども一人の世帯|家計調査2023年度との比較

こんにちは、フリーランス母のわだちです。

先日公開した2025年上半期の家計簿公開では、半年分の家計簿を集計し、月平均 約 40万円(月次+特別費の合計)という結果でした。

年間予算との比較ではだいたい想定通り。でも、ふと思ったのです。

予算とはだいたい一致しているけど、そもそも我が家って平均的に見て使い過ぎ?

そこで参考にしたのが、総務省の【家計調査(2023年度)】です。

今回は、「共働き夫婦+未婚の子ども1人」の世帯と、我が家の支出を比較してみました。


目次

家計調査との比較方法

この統計は、「二人以上の世帯」を集計したもので、さらにデータの中では、妻の就業状態や子どもの人数ごとにわかれています。

正直、区分が多くて難しいのですが、我が家に一番近いと思われる「夫婦共働き<有業者は夫婦のみのうち核家族>のうち夫婦と未婚の子供1人の世帯」と、わが家の家計簿を比較しました。

家計調査には「用途分類」ごとに支出額が出ています。

このうち、「消費支出」は一般的な支出項目のため、厳密にいうとわが家の家計簿項目とは異なりますが、細かく内容を見ていけば比較が可能です。

「非消費支出」については、「所得税」や「社会保険料」など、給与からすでに引かれているものも含まれているため、わが家の管理項目と一致する「他の税(自動車税、固定資産税)」「保険料」「土地家屋借金返済(住宅ローン)」のみ抜粋しています。


【結論】全体の支出比較:わが家はほぼ平均

では早速、家計調査とわが家の実績の比較を見てみましょう!

家計調査の用途分類 家計調査の支出額 わが家の実績 差額
食料67,20664,448-2,758
外食18,66816,119-2,549
家具・家事用品+被服及び履物27,75337,307+9,554
教育23,48823,049-439
教養娯楽34,6378,708-25,929
保健医療14,54524,470+9,925
交通47,98035,438-12,542
住居6,8664,033-2,833
光熱・水道23,09626,221+3,125
通信13,8046,901-6,903
その他支出65,53730,292-35,245
消費支出 合計343,580276,987-66,593
他の税7,91732,067+24,150
保険料24,68424,929+245
土地家屋借金返済52,07567,000+14,925
非消費支出 合計84,676123,996+39,320
総合計428,256400,982-27,274

ということで、タイトル通り、総合計で見ると項目ごとに差はあれど、全体でみると世間並の支出額であることがわかりました。

項目ごとの支出額比較

それでは、項目別のポイントも見ていきたいと思います。

食費・外食費

家計調査(食費+外食):86,000円
わが家(食費+外食):80,567円

正直、わが家の外食費は多いと思っていましたが、意外にも平均並みでした。


教養娯楽

  • 家計調査(教養娯楽):37,391円
  • わが家合計(レジャー・旅行):8,708円

これは明確に差がありました。

上半期は子どもの習い事やケガ等の関係で確かにあまり遊びに行っていませんでしたが、それにしても「みんな、そんなに遊びに行ってるの!?」と驚きました。

下半期は、夏休みもあるしレジャーを増やしたいと家族会議で決定済なので、もう少し増えるかなと思います。


医療費

  • 家計調査:14,545円
  • わが家:24,470円

ここは2025年上半期の家計簿公開でも書きましたが、やはり多いですよね・・・。でも、これは“必要経費”と割り切っています。



通信費

  • 家計調査:13,804円
  • わが家:6,901円

スマホ代については固定費削減の観点から夫婦ともに格安SIM(povo)を使用中です。

2025年上半期の家計簿公開でも書いたとおり、昨年ギガをまとめ買いしていた影響が大きかったと思います。

また、年単位での請求(NHKやGoogle One)も下半期のため、上期ほどの削減効果はないかもしれませんが、年額でどの程度おさえられるのか通年の結果が楽しみです。


その他支出

家計調査では「交際費」「小遣い」「その他」「子ども費」などが合計6万円以上となっています。

わが家の分類と異なるため完全比較は難しいですが、特別費やプレゼント代などの位置づけがズレている印象です。

ですが、項目ごとの比較というより合計の比較が目的でしたので、その目的は達成できたかなと思います。


おわりに

家計調査との比較前は、「予算内におさまって喜んでいる場合じゃないかも」と思っていましたが、今回の比較はむしろ「うちはこの支出でいいんだ」と確認できる良い機会でした。

我が家にとって必要な支出と減らせる支出──これからも“わが家らしいお金の使い方”をしていきたいと思います。


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