我が家の支出は適正?総務省家計調査と比べてみた(40代・子ども1人世帯)

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はじめに

こんにちは、フリーランス母のわだちです。

家計簿をつけていると、ふと気になるのが「うちの支出って多いの?少ないの?」ということではないでしょうか。

先日公開した2025年上半期の家計簿公開では、わが家の半年分の家計簿を集計しました。

でも、数字だけを見ても適正かどうかは判断しにくいと感じていました。家計簿を20年続けてきたからこそ、わが家の数字が「平均と比べて高いのか低いのか」を考えられるようになりました。

そこで今回は、総務省が発表している「家計調査」と自分の家計簿を並べて比較してみました。公的データと照らし合わせることで、安心できる部分や、見直した方がいいかもしれない部分が見えてきます。

総務省「家計調査」とは?

総務省統計局が毎年発表している「家計調査」は、全国の世帯を対象に収入・支出を細かくまとめたものです。

特徴としては、

  • 公的機関が実施している信頼性の高いデータ
  • 食費や住居費など主要項目ごとに平均値が出ている
  • 世帯構成や就業形態など条件を絞って見ることができる

この家計調査ですが、正直、区分が多くて難しいのですが、我が家に一番近いと思われる「夫婦共働き<有業者は夫婦のみのうち核家族>のうち夫婦と未婚の子供1人の世帯」と、わが家の家計簿を比較しました。


我が家の支出と家計調査データを比較してみた

以下は、「家計調査」の額と、我が家の2025年上半期の支出平均を並べたものです。

では早速見てみましょう!

家計調査の用途分類 家計調査の支出額 わが家の実績 差額
食料67,20664,448-2,758
外食18,66816,119-2,549
家具・家事用品+被服及び履物27,75337,307+9,554
教育23,48823,049-439
教養娯楽34,6378,708-25,929
保健医療14,54524,470+9,925
交通47,98035,438-12,542
住居6,8664,033-2,833
光熱・水道23,09626,221+3,125
通信13,8046,901-6,903
その他支出65,53730,292-35,245
消費支出 合計343,580276,987-66,593
他の税7,91732,067+24,150
保険料24,68424,929+245
土地家屋借金返済52,07567,000+14,925
非消費支出 合計84,676123,996+39,320
総合計428,256400,982-27,274

ということで、項目ごとに差はあれど、総合計で見ると世間並~やや少なめの支出額であることがわかりました。

今回、実際に数字を比較してみて、このような支出の適正チェックをすると、不安が整理しやすいと感じました。

項目ごとの支出額比較

それでは、項目別のポイントも見ていきたいと思います。

食費・外食費

家計調査(食費+外食):86,000円
わが家(食費+外食):80,567円

👉 正直、わが家の外食費は多いと思っていましたが、意外にも平均並みでした。

食費や外食費は、家庭のライフスタイルによって差が出やすい項目です。平均並みであれば、無理に削らなくてもよさそうです。


教養娯楽

  • 家計調査(教養娯楽):37,391円
  • わが家合計(レジャー・旅行):8,708円

👉 これは明確に差がありました!

上半期は子どもの習い事やケガ等の関係で確かにあまり遊びに行っていませんでしたが、それにしても「みんな、そんなに遊びに行ってるの!?」と驚きました。下半期は、夏休みもあるしもう少し増えるかなと思います。

レジャーや趣味の出費は「家族の思い出」か「節約優先」かで考え方が分かれそうです。平均より少なければ、それは節約の成果とも言えますし、必要に応じてメリハリをつければOKだと感じています。


医療費

  • 家計調査:14,545円
  • わが家:24,470円

👉 ここはやはり多いですよね…。

でも、医療費は持病や体質、ライフステージによって大きく変わります。他の家庭と単純に比べるより、「必要な支出」と認識できるかが大切です。


通信費

  • 家計調査:13,804円
  • わが家:6,901円

👉 スマホ代については固定費削減の観点から夫婦ともに格安SIM(povo)を使用中です。2025年上半期の家計簿公開でも書いたとおり、昨年ギガをまとめ買いしていた影響が大きかったと思います。

通信費は固定費の中でも削減しやすい項目。平均より抑えられていれば、その分を教育費やレジャー費に回すのも一つの考え方です。


その他支出

家計調査では「交際費」「小遣い」「その他」「子ども費」などが合計6万円以上となっています。

わが家の分類と異なるため完全比較は難しいですが、項目ごとの細かい比較というより支出合計の妥当性検証が目的でしたので、その目的は達成できたかなと思います。

「その他」は家庭ごとの定義が異なるため、合計額を確認することで、大きなズレがなければ安心できます。


おわりに

家計調査との比較前は、「予算内におさまって喜んでいる場合じゃないかも」と思っていましたが、数字を比べることで、安心できる部分や課題のある部分が見えてきました。

ただし、大切なのは「平均に合わせること」ではなく、自分たちの暮らしや価値観に合っているかどうか。

今回の比較をきっかけに、これからも家族で話し合いながら、わが家らしい家計管理を続けていきたいと思います。

読者のみなさんもぜひ、一度「平均とわが家」を比べてみてはいかがでしょうか。


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