フリーランスの不安から、成長株投資で60万円損した話──資産形成の失敗談②

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はじめに

こんにちは。フリーランス母の わだち です。

このブログでは私の資産形成についても書いていますが、資産額そのものよりも、「どうやってここまできたか」や「何に失敗してきたか」といった経緯を大事にしています。

前回は、私の投資人生初期のFXに関する失敗談をお話ししました。


今日は、失敗談②として、個別株投資で60万円損した話を赤裸々に綴ってみようと思います。

結婚後、インデックス投資で地道に資産形成をしてきた私が、「ちょっとくらい…」と甘い気持ちで手を出し、見事に失敗した話です。


なぜ個別株に手を出したのか?

きっかけは、会社を辞めてフリーランスになったことでした。

それまで積み立ててきたインデックス投資の資産はありましたが、長期保有前提だったので、今すぐ生活費に充てるつもりはありませんでした。

なので、長期保有の資産とは別に、「毎月数万円でもお小遣いになったらいいな」なんて、ちょっと甘い考えを持ってしまったんです。

それに加えて──

  • インデックス投資の「何もしない」に少し飽きていた
  • 管理職時代に財務会計を勉強し決算書を読めるという自信があった
  • フリーになって時間もできた

……そんな状況が合わさって、「私なら少しは稼げるかも?」という、おごりにも似た気持ちが芽生えてしまいました。


最初は順調、でもすぐに転落

退職金の一部をフリーランスの事業用資金にし、残った400万円を原資に個別株をスタート。

その中でも、「成長株投資」という手法に興味を持ち、チャートや業績、将来性を見ながら銘柄を選定しました。

最初はなんと、すぐに10%ほど利益が出ました。これがいけなかった。

最初は少額からスタートしていたものの、「いけるかも」という気の緩みから、あっという間に投入資金は当初の予定の400万を少し上回ってしまい・・・

地合いが悪化し、気づけばマイナス15% 一気に60万円の損失です。

我に返った私は、慌ててほとんどの銘柄を損切りし、撤退を決意しました。


最後まで切れなかった2銘柄

とはいえ、完全撤退はできませんでした。

どうしても期待していた2銘柄だけは、塩漬け状態のまま持ち続けることにしました。

あれから約1年。その2つの銘柄は今、ようやく+30万円の含み益が出ています。

でも正直、これもたまたま。
自分の手柄ではありません。ただ持っていただけ。

しかもトータルではまだ−30万円です。

この400万円を最初からシンプルに投資信託に回していれば、もっと増えていたと思います。


それでも個別株への未練はある

それでも、個別株投資を完全にあきらめたわけではありません。

「月に少しでも、お小遣いを自力で生み出せたら…」そんな気持ちは、やっぱりどこかに残っています。

そして、個別株ってやっぱりインデックス投資より楽しいんですよね

最近また、懲りずに個別株投資について勉強とシミュレーションを再開しました。

でも、今回は焦らず「まずは練習」から。

  • ChatGPTに相手に壁打ちしながら売買ルールを整理
  • いまは実際の現金投入はしていない
  • 実践デビューするとしても、資金は最大で100万円まで

「失敗を活かすなら、もう一度やってもいい」

そう思えるようになったのは、たぶん時間が経ったおかげです。


おわりに

自分でもわかっています。「欲」と「慢心」で調子に乗っていいことなんて一つもないと。

でも、実際に失敗してみてわかったことも多いです。

  • 投資は、自分のメンタルと向き合う行為でもあること
  • 「失ってもいい額」でやることの大切さ
  • 初心者ほど「勝ってるときが一番怖い」ということ

まだまだ勉強中ですが、今度こそ「地に足のついた個別株投資」ができるよう、少しずつ進んでいこうと思います。

このチャレンジの続きも、ブログで記録していきますね。

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