【公開】わが家の銀行&証券口座の使い分けルール|夫婦+子どもでどう管理してる?

口座が多すぎてお金の流れがよくわからない…

このようなお悩みを持つ方も多いのではないでしょうか?

この記事では、家計簿歴20年の私が試行錯誤の末にたどり着いた「夫婦・子どもの口座の使い分け」についてご紹介します。

目次

我が家の口座一覧とその用途

我が家の口座は図解すると以下のようになっています。

何年か前まではもっと多かったのですが、時間をかけて、我が家にとってはちょうどいい・過不足のない口座数に落ち着いたと思っています。


それでは、以下にて一つずつ紹介していきます。

銀行口座(夫)

夫口座1:給与・生活費口座(メイン)

  • 給与の振込先
  • 家賃・光熱費・保険料など、生活費の引き落とし全般

夫口座2:住宅ローン専用口座

  • 給与の一部が自動で入金
  • 毎月の住宅ローン支払いに使用
  • 住宅ローンが終わったら閉じる予定

夫口座3:児童手当&教育費口座

  • 児童手当の振込先
  • 子どもの習い事の一部引き落としに使用
  • 残金は教育資金として貯蓄

夫口座4:独身時代の貯金保管口座

  • 個人の資産として管理

銀行口座(妻)

妻口座1:家計用口座

  • 主に大型出費(特別費)の支払い口座
  • 現金の引き出しもここから

妻口座2:事業・個人費用用

  • フリーランスの売上入金
  • 経費支払い
  • 個人的な支出(お小遣い)
  • 年に1度、収支から生活費分を家計口座へ移動

証券口座の使い分け(資産形成)

夫の証券口座(SBI証券)

  • iDeCo・NISAを利用
  • 家計口座や妻口座2から積立(贈与税がかからない範囲で)

妻の証券口座(楽天証券)

  • iDeCo・NISAを利用
  • 退職に伴う収入減で、新規投資はiDeCoのみ

子どものジュニアNISA(楽天証券)

  • 妻が管理
  • 教育資金として運用中

その他

上記以外として、子どものお年玉は子ども自身の口座で管理しています。

また、口座ではありませんが、夫・妻ともに死亡時の貯蓄性保険に加入しています。

半年に一度の資産棚卸しで「全体把握」

我が家では、半年に一度、すべての銀行口座と証券口座の残高をExcelにまとめて、全体の資産状況を棚卸ししています。現金や預金はもちろん、NISA・iDeCo・ジュニアNISAなどの投資資産なども一覧にしています。

この作業をすることで、「今どれくらい資産があるか」「このペースで将来の目標に届くか」といった点を定期的に確認でき、必要に応じて家計の見直しや資産配分の調整も行えるようになりました。

我が家の口座管理の良いところ

まず何より、口座ごとに用途を明確に分けていることで、支出の流れがとても把握しやすくなっています。生活費、教育費、事業収入などが混在しないことで、家計簿や資産管理のストレスがかなり軽減されました。

また、iDeCoやNISAといった税制優遇制度を夫婦でフル活用できている点も大きなメリットです。長期的な資産形成に向けて、着実に積み上げる仕組みが整っています。

個人の貯蓄や資産は夫婦それぞれの口座を使っているため、お互いの金銭的な自立も保ちつつ、いざとなったら助け合うスタイルが我が家には合っていると感じています。

我が家の口座管理の課題になりそうなこと

今後のライフイベント、たとえば進学や老後の生活を見据えると、資金の移動や名義の整理といった手続きが必要になる場面も出てきます。

また、贈与税の制度やNISA制度の改正など、法制度の変化にも注意を払っておかないと、思わぬ影響を受けることもあるかもしれません。

そして教育費の増加が予想される中、どちらの口座から支出するか、資産としてどのように運用していくかなど、夫婦間での意見をすり合わせしながら対応していくことが大事だと考えています。

おわりに|使い分けは、ラクへの近道

口座が多いと「わかりにくそう」と思われがちですが、使い方とルールを決めておけば管理はむしろ楽になります。

将来のお金の備えも、今の暮らしも、どちらも大切にしたい。そんな思いから、わが家はこの管理スタイルに落ち着きました。

どなたかの参考になればうれしいです!

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